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日経平均は反発、買い先行も決算発表控え上値重く

相場概況
日経平均は反発。19日の米国市場では、NYダウが上値の重い展開ながら14ドル高となった。シカゴ日経225先物清算値は18270円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする形で114円高からスタートした。ただ、買い先行後は上値が重く、前場後半には上げ幅を16円まで縮める場面があった。決算発表の本格化を控え参加者は限定的で、東証1部売買代金は約半年ぶりの低水準となった。規模別指数は大型株がプラスを確保する一方、中型株と小型株はマイナスとなった。

大引けの日経平均は前日比75.92円高の18207.15円となった。東証1部の売買高は17億8157万株、売買代金は1兆8235億円だった。業種別では、情報・通信業、銀行業、海運業が上昇率上位だった。一方、不動産業、電気・ガス業、建設業が下落率上位だった。

個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、ファナック<6954>などが堅調。KDDI<9433>やNTT<9432>が5%前後の上昇、NTTドコモ<9437>が3%超の上昇と大手通信各社の上げが目立った。また、新日科学<2395>、トーカイ<9729>、宝HLD<2531>などが東証1部上昇率上位となった。一方、トヨタ自<7203>、三井不<8801>、マツダ<7261>、アサヒ<2502>、住友不<8830>などが軟調。売買代金上位の東電力<9501>や旭化成<3407>が4%下落したほか、長谷工<1808>や三住建設<1821>の下げが目立った。また、デジアーツ<2326>、ブイキューブ<3681>、SMS<2175>などが東証1部下落率上位となった。

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