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日経平均は大幅反発、原油相場や米国株の反発受け一時500円超の上昇

相場概況
日経平均は大幅反発。26日の米国市場では、原油先物相場の反発に加え、好調な企業決算や1月消費者信頼感指数の予想上振れなどで投資家心理が改善し、NYダウは一時300ドルを超える上昇となった。こうした流れを受けて日経平均は240円高からスタートすると、主力株の買い戻しから上げ幅を拡大し、前場に一時17242.27円(前日比533.37円高)まで上昇した。買い一巡後は上海総合指数の下落などを受けて上げ渋る場面もあったが、時間外取引での原油先物の下げ幅縮小により後場再び強含む展開となった。

大引けの日経平均は前日比455.02円高の17163.92円となった。東証1部の売買高は22億5757万株、売買代金は2兆4514億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、その他金融業、パルプ・紙、銀行業、情報・通信業、鉱業が4%の上昇となった。一方、水産・農林業は小幅な上昇にとどまった。

個別では、米スプリントの株価急伸を受けてソフトバンクグ<9984>が7%近い上昇となった。三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>が5%前後上昇するなどメガバンク株も買われた。トヨタ自<7203>と提携交渉に入ったと報じられたスズキ<7269>は11%高。またトヨタ自が完全子会社化する方針と伝わったダイハツ<7262>は16%高と急伸した。中小型テーマ株も引き続き買われ、サイバネット<4312>がストップ高、さくら<3778>も大幅続伸し、ダイハツやオルトプラス<3672>などとともに東証1部上昇率上位となった。一方、日経平均構成銘柄ではシチズンHD<7762>、東海カーボン<5301>、アルプス電<6770>などが下落。また、業績観測報道の伝わったセイコーHD<8050>が10%近く下げ、一正蒲鉾<2904>、OBC<4733>などとともに東証1部下落率上位となった。

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