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日経平均は大幅に4日続落、2万円割れ目前となる場面も

相場概況
日経平均は大幅に4日続落。20日の米国市場でNYダウは464ドル安と大幅続落し、およそ1年2カ月ぶりの安値となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けてアジア・欧州株が大幅下落した流れを引き継ぎ、米つなぎ予算を巡る不透明感も嫌気された。日経平均は前日に595円安と大きく下落していたが、本日も米株安や為替の円高を嫌気して82円安からスタートすると、前引けにかけて20006.67円(前日比385.91円安)まで下落する場面があった。後場に入りやや下げ渋ったが、3連休を前に戻りは限定的だった。

大引けの日経平均は前日比226.39円安の20166.19円となった。東証1部の売買高は20億6731万株、売買代金は3兆5573億円だった。引けに株価指数に絡んだリバランス需要が発生した。業種別では、全33業種がマイナスとなり、その他金融業、不動産業、海運業、その他製品、電気・ガス業が下落率上位だった。

個別では、任天堂<7974>が4%近く下落し、円高が嫌気されたトヨタ自<7203>も3%超下落した。ドンキHD<7532>に対する株式公開買付け(TOB)が不調に終わったユニファミマ<8028>は6%超安。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>などが軟調で、武田薬<4502>は小幅安となった。また、新株予約権の発行を発表したアイエスビー<9702>や決算発表の日本ハウスHD<1873>が東証1部下落率上位に顔を出した。一方、直近上場のソフトバンク
<9434>が続伸。株価指数組み入れに伴う買い需要が意識され、一時6%高となった。
ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>もしっかり。また、来春の清涼飲料値上げが報じられたコカBJH<2579>が急伸し、ミツウロコHD<8131>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。


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