住友ゴム工業、京セラ、パイオニアなど
[14/06/25]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6773> パイオニア 221 -8売り先行。前日にホームAV事業の売却を前日に発表、昨日は発表後に買い進まれる展開となったが、本日は短期資金の利食い売りが優勢となっている。苦戦事業が続く同事業が連結対象外となること、カーエレ事業への経営資源集中につながることなど、評価の声は高いものの、すでに観測報道は従来から伝わっていたため、短期的には材料出尽しとも受け止められやすいもようだ。
<6971> 京セラ 4890 -93軟調。2018年3月期をメドに税引き前利益を前期比約4割増の2000億円以上に引き上げる方針と伝わっている。スマホ用電子部品の拡販のほか、太陽光発電関連を伸ばす計画のようだ。2017年3月期の市場予想1700億円レベルとの比較ではポジティブとも捉えられるが、株価に織り込むには時期尚早といった見方のようだ。株主還元策の強化に関するコメントなどは伝わっておらず、全体相場のさえない動きなども逆風に。
<5110> 住友ゴム工業 1489 -67売り優勢。シティではプレビューレポートをリリース、第2四半期(4-6月期)営業利益は会社予想線の165億円、前年同期比12%増と予想している。足元の販売は、北米、欧州、東南アジアが会社想定を下回っているもよう。下期の販売計画が強気であること、原油価格が上昇基調であることなどから、通期予想の上方修正は期待しづらいと指摘。業績上振れ期待が高まりやすい銘柄でもあり、失望売りにもつながる格好のようだ。
<6366> 千代田化工建設 1237 -31さえない。UBSでは投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も1580円から1250円に引き下げへ。来期の粗利益率を今期9.0%から8.9%に変更、つれて、営業利益は従来の310億円から270億円へ引き下げているようだ。プラント建設の資材管理に無人ヘリを導入などと伝わっているが、特段材料視されている様子はない。
<6816> アルパイン 1406 +81強い動きが目立つ。トヨタ<7203>がグーグルと車載情報システム開発で提携と報じられている。次世代の車載情報システムをめぐる主導権争いの一環などともされており、カーナビなど車載情報機器を手掛ける銘柄の位置づけなどが高まる状況にもつながっているようだ。前日に下げの目立った反動も強まる格好に。
<9843> ニトリ 5160 +140続伸。週末に決算発表を予定しており、買い戻しの動きなども優勢になっているとみられる。足元の月次動向は、3月の既存店売上高が前年同月比27.0%増、4月が同15.1%増、5月が同7.5%減、6月が同3.4%減で推移している。消費増税前の駆け込み需要の反動なども限定的にとどまっており、過度な業績鈍化懸念は後退する方向と捉えられる。
<6005> 三浦工業 3430 -105さえない。バークレイズでは投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げへ。株価は3ヶ月間で45%上昇、10%のTOPIXや14%の機械セクターを上回って推移しており、相対的な上値余地が縮小したと指摘している。アナリストカバレッジはほとんどが買い推奨であった銘柄だけに、利食い売りのきっかけにつながる。
<5012> 東燃ゼネ石 1001 -1もみ合い。来期までに200億円規模のコストを削減する方針と伝わっている。製油所やガソリンスタンドの共同運営、買収企業との統合効果などを見込んでいるようだ。また、今期営業利益は230億円、来期は700億円とも伝わっている。来期に関しては、市場コンセンサスは370億円レベルであり、大幅に超過する格好である。なお、本日は上半期末の配当権利付き最終売買日ともなる。
<5713> 住友鉱 1652 +13堅調。UBSでは、ニッケル市況が計画以上で推移しているため業績は超過ペースで推移と推測しているようだ。銅は想定線だが、ニッケルのインパクトが大きいとの見方に。また、金市況が第1四半期末にかけて上昇、在庫評価益が発生する可能性とも。上期収益が大幅に押し上げられる可能性が高いため、上期増額分のみ通期予想を上方修正する公算と。なお、金市況の上昇基調が継続していることも追い風に。
<FA>
<6971> 京セラ 4890 -93軟調。2018年3月期をメドに税引き前利益を前期比約4割増の2000億円以上に引き上げる方針と伝わっている。スマホ用電子部品の拡販のほか、太陽光発電関連を伸ばす計画のようだ。2017年3月期の市場予想1700億円レベルとの比較ではポジティブとも捉えられるが、株価に織り込むには時期尚早といった見方のようだ。株主還元策の強化に関するコメントなどは伝わっておらず、全体相場のさえない動きなども逆風に。
<5110> 住友ゴム工業 1489 -67売り優勢。シティではプレビューレポートをリリース、第2四半期(4-6月期)営業利益は会社予想線の165億円、前年同期比12%増と予想している。足元の販売は、北米、欧州、東南アジアが会社想定を下回っているもよう。下期の販売計画が強気であること、原油価格が上昇基調であることなどから、通期予想の上方修正は期待しづらいと指摘。業績上振れ期待が高まりやすい銘柄でもあり、失望売りにもつながる格好のようだ。
<6366> 千代田化工建設 1237 -31さえない。UBSでは投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も1580円から1250円に引き下げへ。来期の粗利益率を今期9.0%から8.9%に変更、つれて、営業利益は従来の310億円から270億円へ引き下げているようだ。プラント建設の資材管理に無人ヘリを導入などと伝わっているが、特段材料視されている様子はない。
<6816> アルパイン 1406 +81強い動きが目立つ。トヨタ<7203>がグーグルと車載情報システム開発で提携と報じられている。次世代の車載情報システムをめぐる主導権争いの一環などともされており、カーナビなど車載情報機器を手掛ける銘柄の位置づけなどが高まる状況にもつながっているようだ。前日に下げの目立った反動も強まる格好に。
<9843> ニトリ 5160 +140続伸。週末に決算発表を予定しており、買い戻しの動きなども優勢になっているとみられる。足元の月次動向は、3月の既存店売上高が前年同月比27.0%増、4月が同15.1%増、5月が同7.5%減、6月が同3.4%減で推移している。消費増税前の駆け込み需要の反動なども限定的にとどまっており、過度な業績鈍化懸念は後退する方向と捉えられる。
<6005> 三浦工業 3430 -105さえない。バークレイズでは投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げへ。株価は3ヶ月間で45%上昇、10%のTOPIXや14%の機械セクターを上回って推移しており、相対的な上値余地が縮小したと指摘している。アナリストカバレッジはほとんどが買い推奨であった銘柄だけに、利食い売りのきっかけにつながる。
<5012> 東燃ゼネ石 1001 -1もみ合い。来期までに200億円規模のコストを削減する方針と伝わっている。製油所やガソリンスタンドの共同運営、買収企業との統合効果などを見込んでいるようだ。また、今期営業利益は230億円、来期は700億円とも伝わっている。来期に関しては、市場コンセンサスは370億円レベルであり、大幅に超過する格好である。なお、本日は上半期末の配当権利付き最終売買日ともなる。
<5713> 住友鉱 1652 +13堅調。UBSでは、ニッケル市況が計画以上で推移しているため業績は超過ペースで推移と推測しているようだ。銅は想定線だが、ニッケルのインパクトが大きいとの見方に。また、金市況が第1四半期末にかけて上昇、在庫評価益が発生する可能性とも。上期収益が大幅に押し上げられる可能性が高いため、上期増額分のみ通期予想を上方修正する公算と。なお、金市況の上昇基調が継続していることも追い風に。
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