日本水産、光世証券、日本曹達など
[14/12/04]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<5232> 住友大阪セメント 357 +15買い先行。今後の株主配分について、最低でも20%の配当性向を目安にするとの社長インタビュー報道が伝わっている。配当性向を打ち出すのは初めてであり、さらに2003年以来となる自社株買いも検討するようだ。今期の増配や自社株買い実施が意識されるほか、株主還元策への意識の高まりなども評価ポイントとなっているようだ。
<7867> タカラトミー 659 +37買い先行。米投資ファンドのTPGと資本・業務提携を解消すると発表している。TPGが保有する445万株を約100億円で買い取るもよう。CB74億円も全て買い取るようだ。また、同時に他の株主からも自社株を買い取る方向で、発行済み株式数の10.3%に当たる970万株を上限に自社株買いを実施するようだ。一株当たりの価値向上につながることで、評価が高まっているもよう。なお、TPGとの提携解消の悪影響は限定的といった見方が優勢。
<1332> 日本水産 388 -24さえない。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げしている。上期決算では、医薬原料や機能性原料の製造販売を行うファイン事業の不振という新たな課題が浮き彫りになったと指摘、来期以降の業績を再度成長軌道に乗せるには、同事業の立て直しが急務だが、現時点で具体的な対策は確認できないと判断している。
<7202> いすゞ自動車 1525 0売り先行。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしており、利食い売り圧力にもつながっているようだ。事業環境の好転を織り込む形で株価は上昇、来期営業利益がコンセンサス予想水準に近づいたこと、円安進行で完成車株の相対的な魅力度が高まっていることなどを格下げの背景としている。目標株価は1650円から1700円へ引き上げているようだ。なお、国内トラック事業は、来期以降販売台数の増加ペースは鈍化するとみている。
<6770> アルプス電気 2485 +92しっかり。シティでは投資判断を「3」から「1」に、一気に2段階格上げしている。目標株価も1150円から2900円に引き上げへ。スマホ向けVCMは、OIS化の進展、顧客数の拡大などで中期的に拡大が続く見通しと評価。スイッチを中心とした機構部品も高い競争力を誇るほか、車載事業も通信モジュールやTier1事業などは中長期的成長が期待できるとしている。株価水準の割安感も強いと判断へ。
<8617> 光世証券 257 +15賑わう。本日は証券セクターが業種別上昇率のトップ、とりわけ、中堅証券株の上昇が目立っている。なかでも、株価水準の値頃感が目立つ同社には値幅取りの資金が向かう形にも。ここにきて日経平均の上値追いの動きが再度鮮明化、株式市況の活況に伴う売買代金の回復期待などにもつながっているもようだ。
<4041> 日本曹達 699 +33朝方から買いが先行。メリルリンチ(ML)ではポジティブな取材レポートをリリースしている。飼料添加物メチオニンや農薬が利益の主体であるが、メチオニンは足元で需給が逼迫しているもよう。また、農薬はブラジルでの販売拡大が続いているようだ。信用需給妙味も強く、直近高値の更新で買い戻しの動きも強まりやすくなっているようだ。
<6952> カシオ 1972 +86買い優勢。メリルリンチ(ML)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1800円から2400円に引き上げている。円安効果を受けた国内市場における輸入時計からのシェア奪回、インバウンド市場拡大の恩恵、システム事業の赤字縮小、増配や自社株買いの可能性などを格上げの背景としているもよう。来期営業利益はコンセンサスを大きく上回る500億円と予想しているようだ。
<6923> スタンレー 2734 +78しっかり。みずほ証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を2860円から3000円にまで引き上げている。主要顧客であるホンダの四輪生産減少影響はあるが、今期は計画確保可能と考えているようだ。LED化などランプの高付加価値化、トヨタ<7203>やマツダ<7261>などへの売上拡大、車載向けLEDなどの販売好調、円安進展が補うと考えているようだ。下半期はホンダ<7267>の新車投入効果、北米での採算改善効果などから利益モメンタムは改善とも。
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<7867> タカラトミー 659 +37買い先行。米投資ファンドのTPGと資本・業務提携を解消すると発表している。TPGが保有する445万株を約100億円で買い取るもよう。CB74億円も全て買い取るようだ。また、同時に他の株主からも自社株を買い取る方向で、発行済み株式数の10.3%に当たる970万株を上限に自社株買いを実施するようだ。一株当たりの価値向上につながることで、評価が高まっているもよう。なお、TPGとの提携解消の悪影響は限定的といった見方が優勢。
<1332> 日本水産 388 -24さえない。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げしている。上期決算では、医薬原料や機能性原料の製造販売を行うファイン事業の不振という新たな課題が浮き彫りになったと指摘、来期以降の業績を再度成長軌道に乗せるには、同事業の立て直しが急務だが、現時点で具体的な対策は確認できないと判断している。
<7202> いすゞ自動車 1525 0売り先行。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしており、利食い売り圧力にもつながっているようだ。事業環境の好転を織り込む形で株価は上昇、来期営業利益がコンセンサス予想水準に近づいたこと、円安進行で完成車株の相対的な魅力度が高まっていることなどを格下げの背景としている。目標株価は1650円から1700円へ引き上げているようだ。なお、国内トラック事業は、来期以降販売台数の増加ペースは鈍化するとみている。
<6770> アルプス電気 2485 +92しっかり。シティでは投資判断を「3」から「1」に、一気に2段階格上げしている。目標株価も1150円から2900円に引き上げへ。スマホ向けVCMは、OIS化の進展、顧客数の拡大などで中期的に拡大が続く見通しと評価。スイッチを中心とした機構部品も高い競争力を誇るほか、車載事業も通信モジュールやTier1事業などは中長期的成長が期待できるとしている。株価水準の割安感も強いと判断へ。
<8617> 光世証券 257 +15賑わう。本日は証券セクターが業種別上昇率のトップ、とりわけ、中堅証券株の上昇が目立っている。なかでも、株価水準の値頃感が目立つ同社には値幅取りの資金が向かう形にも。ここにきて日経平均の上値追いの動きが再度鮮明化、株式市況の活況に伴う売買代金の回復期待などにもつながっているもようだ。
<4041> 日本曹達 699 +33朝方から買いが先行。メリルリンチ(ML)ではポジティブな取材レポートをリリースしている。飼料添加物メチオニンや農薬が利益の主体であるが、メチオニンは足元で需給が逼迫しているもよう。また、農薬はブラジルでの販売拡大が続いているようだ。信用需給妙味も強く、直近高値の更新で買い戻しの動きも強まりやすくなっているようだ。
<6952> カシオ 1972 +86買い優勢。メリルリンチ(ML)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1800円から2400円に引き上げている。円安効果を受けた国内市場における輸入時計からのシェア奪回、インバウンド市場拡大の恩恵、システム事業の赤字縮小、増配や自社株買いの可能性などを格上げの背景としているもよう。来期営業利益はコンセンサスを大きく上回る500億円と予想しているようだ。
<6923> スタンレー 2734 +78しっかり。みずほ証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を2860円から3000円にまで引き上げている。主要顧客であるホンダの四輪生産減少影響はあるが、今期は計画確保可能と考えているようだ。LED化などランプの高付加価値化、トヨタ<7203>やマツダ<7261>などへの売上拡大、車載向けLEDなどの販売好調、円安進展が補うと考えているようだ。下半期はホンダ<7267>の新車投入効果、北米での採算改善効果などから利益モメンタムは改善とも。
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