欧州委:マクドナルドの税逃れ調査に着手、約10億ユーロも
[15/05/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
欧州委員会の競争総局のMargrethe Vestager氏はこのほど、米マクドナルドが欧州連合(EU)での税逃れ調査に着手していることを明らかにした。対象期間は2009-13年となり、金額は10億ユーロ(約1340億円)になるとみられている。Vetager氏は、調査データを元にして専門チームを立ち上げるかどうか判断すると発言した。
欧州と米国労働組合は、マクドナルドが税金の支払いを逃れるため、本社を英国からスイスに移転したと指摘。また、約40億ユーロの売上高をルクセンブルクにある子会社の売上高として計上していたと強調した。この子会社の従業員数はわずか13人だという。
一方、マクドナルドは、EUの税法を遵守していることを強調している。
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欧州と米国労働組合は、マクドナルドが税金の支払いを逃れるため、本社を英国からスイスに移転したと指摘。また、約40億ユーロの売上高をルクセンブルクにある子会社の売上高として計上していたと強調した。この子会社の従業員数はわずか13人だという。
一方、マクドナルドは、EUの税法を遵守していることを強調している。
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