世界のオフィス賃料相場:香港がトップ、上海は10位
[16/04/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
英不動産コンサルタント大手のナイト・フランクが世界21都市を対象に実施した最新調査では、オフィスの賃貸料が最も高い都市は香港となり、1平方フィートあたりの賃貸料は260米ドル以上となり、2位のニューヨーク(1平方フィートあたり160米ドル)から切り離している。また、上海市と北京市もそれぞれ10位、11位入りした。
一方、2015年の上昇ペースが最も速い都市はイギリスのロンドンだった。ロンドンのオフィス賃貸料は現在、平均で1平方フィートあたり130米ドル。同市の昨年下期の上昇率は10%近くとなった。
業界専門家は、香港経済が低迷しているにもかかわらず、オフィス賃貸料が世界トップを維持していることについて、中国資本とみられる金融機関による高級オフィスの需要が高まっていることが背景にあると分析。直近数カ月の高級オフィスを引き受けたのはほとんど中国系の金融機関だったと指摘されている。
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一方、2015年の上昇ペースが最も速い都市はイギリスのロンドンだった。ロンドンのオフィス賃貸料は現在、平均で1平方フィートあたり130米ドル。同市の昨年下期の上昇率は10%近くとなった。
業界専門家は、香港経済が低迷しているにもかかわらず、オフィス賃貸料が世界トップを維持していることについて、中国資本とみられる金融機関による高級オフィスの需要が高まっていることが背景にあると分析。直近数カ月の高級オフィスを引き受けたのはほとんど中国系の金融機関だったと指摘されている。
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