日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は166円高、円相場の落ち着きでリバウンド先行
[14/03/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は反発スタート、海外市場や円相場の落ち着きでリバウンド先行】
9時41分現在の日経平均株価は、14391.22円(前日比+166.99円)で推移。日経平均は反発で始まった。海外市場や円相場の落ち着きなどもあり、先週末の大幅な下げに対するリバウンドをみせている。売買代金上位では、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、JT<2914>、NTTドコモ<9437>、ソニー<6758>、パナソニック<6752>、キヤノン<7751>、マイクロニクス<6871>などが堅調。一方で、ソフトバンク<9984>が軟調なスタートとなったほか、三井住友<8316>、アステラス薬<4503>、NTT<9432>、JR東<9020>などが利食い先行。
セクターでは、繊維、化学、水産・農林、空運、鉱業、パルプ・紙、非鉄金属、その他製品、電気機器などが上昇。半面、不動産、鉄鋼、電力・ガス、保険、ゴム製品、海運が小安く始まった。個別では中国全土に宅配するサービスを始めると伝えられたヤマトHD<9064>が買い気配スタート。
【ドル・円は102円30銭付近、102円付近と101円台後半にドル買いオーダー】
ドル・円は102円30銭付近で推移。日経平均株価の上昇を意識してドル・円は下げ渋り。ロシア制裁強化に対する警戒感はやや後退しており、リスク回避的な円買いがただちに拡大する状況ではないとみられている。102円付近と101円台後半には個人勢、短期筋のドル買いオーダーが残されており、日中のドル・円は102円台を維持するとの見方が増えている。
9時41分時点のドル・円は102円30銭、ユーロ・円は141円10銭、ポンド・円は168円68銭、豪ドル・円は92円95銭付近で推移している。
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