日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は209円安、米国株安や円高傾向を受けて売り先行
[14/03/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は反落スタート、米国株安や円高傾向を受けて売り先行】
9時38分現在の日経平均株価は、14267.49円(前日比-209.67円)で推移。日経平均は反落で始まった。米国株安や為替の円高傾向などを受けて売りが先行している。また、3月期決算企業の権利落ちとなるため、100円程度は権利落ち分の影響となる。セクターでは、33業種すべてが下げており、石油・石炭、空運、その他金融、証券、卸売、保険、情報・通信、鉱業、銀行、不動産などの弱さが目立つ。
売買代金上位では、6000万株、3600億円を上限に自社株を取得を発表したトヨタ自<7203>や、JR西<9021>と提携して「駅ナカ」進出が伝えられた7&IHD<3382>が堅調な他は全般冴えない。ソフトバンク<9984>は売り気配から始まったほか、メガバンク3行、ソニー<6758>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>などが冴えない。なお、昨日新規公開したサイバーダイン<7779>は売り気配からのスタートに。
【ドル・円は101円80銭付近、株安を意識して上値の重い展開に】
ドル・円は101円80銭付近で推移。日経平均株価の下げ幅は想定以上との声が聞かれており、株安を意識してドル・円の上値は重くなっている。株安が続いた場合、ドル・円は101円60銭付近まで下げるとの見方があるが、ポジション調整的なドル売りは一巡しつつあることや実需筋のドル買いが増える可能性があり、現時点ではドル・円は101円台後半で下げ渋るとの見方が多い。
9時38分時点のドル・円は101円80銭、ユーロ・円は140円43銭、ポンド・円は168円77銭、豪ドル・円は93円90銭付近で推移している。
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