日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は76円安、米国株安や円高で利食い優勢に
[14/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は76円安、米国株安や円高で利食い優勢に】
9時40分現在の日経平均株価は、14594.47円(前日比-76.48円)で推移。日経平均は反落で始まった。28日の米国市場が上げ一服となったほか、円相場が若干円高に振れていることもあり、利食い優勢の展開から始まっている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>がそろって下落。
売買代金上位では、やや値下がりが目立つなか、トヨタ自<7203>、アイフル<8515>、ミクシィ<2121>、ケネディクス<4321>、KDDI<9433>、JT<2914>などが堅調。セクターでは、水産・農林、パルプ・紙、空運、ゴム製品などが小じっかり。一方で、保険、鉱業、不動産、証券、その他製品などが軟調。
【ドル・円は101円73銭付近、株安を意識した円買いは限定的か】
ドル・円は101円73銭付近で推移。米10年債利回りが昨年6月の水準まで低下したことに伴うドル売りが引き続き重しに。日経平均株価は利益確定売りにより下落しているものの、100円程度の株安は想定の範囲内との声が聞かれている。そのため、アジア市場で株安がドル・円の取引に大きな影響を与える可能性は低いとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価の下落を意識した円買いは限定的との見方
・101円60銭以下で短期筋などのドル買い興味が残る
9時40分時点のドル・円は101円73銭、ユーロ・円は138円35銭、ポンド・円は170円10銭、豪ドル・円は93円92銭付近で推移している。
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