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【日経平均は108円高、ドル・円の円安進行で買い先行】

9時40分現在の日経平均株価は、15662.65円（前日比+108.74円）で推移。日経平均は続伸で始まり、15600円に乗せてきている。注目された米連邦公開市場委員会（FOMC）では大方の予想通り量的緩和の終了を決定し、声明文でも現行のゼロ金利は「相当期間」維持するとの文言が残された。しかしながら、労働市場の判断を上方修正したことが嫌気され、NYダウ、ナスダックともに下落。ただ、シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の15670円、円相場は1ドル＝108円台後半と円安に振れて推移するなか、買い先行の展開に。

売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>が上昇。一方で、ミクシィ<2121>が利食いに押されている。また、決算や業績修正などの発表が続くなか、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、日立<6501>などが好反応をみせている。セクターでは、その他製品、不動産、ガラス・土石、銀行が堅調。半面、空運、ゴム製品、陸運などが小幅に下落。

【ドル・円は109円02銭、108円80銭以下には個人勢などのドル買い興味】

ドル・円は109円02銭付近で推移。日経平均株価の続伸を意識したドル買いが観測されており、ドル・円は強い動きを続けている。108円80銭以下には個人勢などのドル買い興味が残されており、ドル・円は108円台後半で下げ渋るとの見方が多いようだ。

■今後のポイント

・日経平均株価の続伸と意識したドル買い
・108円80銭以下で個人勢などのドル買い興味

9時40分時点のドル・円は109円02銭、ユーロ・円は137円62銭、ポンド・円は174円16銭、豪ドル・円は95円55銭付近で推移している。



＜KO＞