個別銘柄戦略:金融緩和メリットセクターに関心が集中へ
[14/11/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
日銀の金融政策を受けた海外株高なども支援に、一段と上値追いの動きが先行する展開に。ただ、短期的な過熱警戒感は強く、高寄り後はボラティリティが高まるような動きも想定されるところ。関心は不動産やノンバンク、金融関連など、金融緩和メリットセクターに集まることとなろう。また、再編観測報道が伝わっている地銀株などにも期待感が高まろう。
為替相場の一段の円安を背景に、自動車を始めとした輸出関連株にも見直しの動きが集まろう。ソニー<6758>やパナソニック<6752>などはポジティブといえ、全般的に決算インパクトは乏しい状況だが、円安による下期以降の収益環境を好望視するような状況となりそう。そのほか、日銀のETF購入対象にもなったJPX日経400銘柄への関心も一段と強まっていくことになる。
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