日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は33円安、先物への大口売りでマイナス転換
[14/11/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は33円安、先物への大口売りでマイナス転換】
12時59分現在の日経平均株価は、16904.03円(前日比-33.29円)で推移。日経平均は17000円に乗せて後場の取引を開始した。円相場が1ドル=115円台に乗せてくるなか、ランチタイムの225先物は17100円まで上げ幅を広げる局面をみせていた。昼のバスケットは売り越しとの観測。決算に絡んだ動きでは、ゼオン<4205>が一時4ケタ割れ水準まで売られたほか、コナミ<9766>は下げ幅を拡大、上方修正を発表したアルコニックス<3036>は一段高に。メイテック<9744>は下げに転じている。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>が堅調。売買代金上位ではミクシィ<2121>が強い動きをみせている。セクターでは水産・農林、サービス、輸送用機器、ゴム製品が堅調。半面、不動産、パルプ・紙、その他金融、電力・ガスが利食い優勢に。
後場寄り付き後の日経平均株価は為替相場の円安進行で強含みになっていたものの、短期的な過熱警戒感が根強いなか、先物へ断続的に大口売りが入った影響からマイナス圏に転じる展開になっている。
【ドル・円は115円25銭付近、東京株式市場の強含みで堅調推移】
ドル・円は115円25銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が強含みに推移していることで堅調推移。ユーロ・ドルは、1.2473ドルから1.2493ドルで推移。ウクライナ情勢の緊迫化、欧州中央銀行定例理事会での追加緩和観測から上げ渋る展開。
12時59分時点のドル・円は115円25銭、ユーロ・円は143円94銭、ポンド・円は183円99銭、豪ドル・円は98円76銭付近で推移。上海総合指数は、2406.77(前日比-0.52%)で前引け。
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