NY原油:続落で45.89ドル、OPEC減産否定や米在庫思惑で一時44ドル台
[15/01/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY原油は続落(NYMEX原油2月限終値:45.89 ↓0.18)。44.78ドルから46.18ドルまで上昇したが、その後は45ドル台で推移した。アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相が、「石油輸出国機構(OPEC)は当面、原油下支えのための減産は行わない」との見解を示したことを受け、売りが優勢となった流れで取引が始まった。
まもなく、米国株価指数の上昇や、米国の11月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が拡大したことで、いったんプラスに転換。しかし、14日(日本時間15日午前0時30分)発表予定の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)について、国内全体の在庫やガソリンの在庫の増加が予想され、その後は上値が重い状態になった。
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