NY金:続伸で1234.40ドル、原油安進行や安全志向で買い継続
[15/01/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY金は続伸(COMEX金2月限終値:1234.40 ↑1.60)。1243.30ドルから一時1231.80ドルまで下落したが、再び買いが盛り返す展開になった。NY原油先物が44ドル台まで下落し、一段安となったことで、低インフレの状態が続くとの見方から米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退、金の買いが先行した。
その後、米国株価指数が上昇スタートしたことや、米国の11月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が拡大したことで、金はいったん売られマイナスに転じた。しかし、ギリシャ総選挙(25日実施)を控え、波乱警戒などから安全志向の買いも根強く、金は再び上昇した。
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