18日の米国市場ダイジェスト:ダウは26ドル高、シカゴ連銀総裁の発言を好感
[15/05/19]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
■NY株式:ダウは26ドル高、シカゴ連銀総裁の発言を好感
NYダウ ナスダック
終値 :18298.88 終値 :5078.44
前日比:+26.32 前日比:+30.15
始値 :18267.25 始値 :5040.92
高値 :18325.54 高値 :5084.50
安値 :18244.26 安値 :5037.54
18日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は26.32ドル高の18298.88、ナスダックは30.15ポイント高の5078.44で取引を終了した。原油相場や世界的な国債利回りの上昇を受け、朝方はもみ合う展開となったものの、シカゴ連銀総裁の発言で早期利上げ観測が後退したことが好感され、上げ幅を拡大した。ダウとS&P500指数は過去最高値を更新。セクター別では、半導体・半導体製造装置や保険が上昇する一方で食品・飲料・タバコや不動産が下落した。
婦人衣料・アクセサリー小売のアン(ANN)は、同業アセナ・リテイル・グループ(ASNA)による買収発表を受け急伸。半導体のアルテラ(ALTR)とインテル(INTL)は買収交渉を再開したとの報道からともに堅調推移。一方で、中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、偽造品の販売を容認していたとしてグッチなどの高級ブランド数社から提訴され下落。口コミサイトのイェルプ(YELP)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け軟調推移。
アクティビスト投資家として知られるカール・アイカーン氏がアップル(AAPL)のティム・クックCEOに対して同社株が引き続き大幅に割安であり、更なる自社株買いを求める書簡を公開し注目を集めている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は119円97銭、ギリシャのデフォルト懸念強まりユーロ全面安
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円68銭から120円04銭まで上昇し、119円97銭で引けた。米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。株式相場の上昇に連れて安全資産としての債券買いが後退し、利回りが上昇した。
ユーロ・ドルは、1.1407ドルから1.1299ドルまで下落し、1.1315ドルで引けた。ツィプラス・ギリシャ首相が「欧州連合(EU)からの救済がなければ返済が不可能になる」とデフォルト(債務不履行)の可能性を警告したことから、ギリシャへの懸念が強まりユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は136円52銭から135円60銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.5707ドルから1.5638ドルまで下落。ドル・スイスは、0.9183フランから0.9265フランまで上昇した。
■NY原油:原油:続落、供給過剰感やドル高による割高感で売り勝る
18日のNY原油先物は続落(NYMEX原油6月限終値:59.43↓0.26)。60.18ドルを高値に、59.06ドルまで下落した。イスラム過激派組織ISが、イラクの主要都市ラマディを制圧したことや、イエメンで5日間の停戦が終了し、南部で空爆が再開されたことを受けて、供給懸念により買われた流れで取引が始まった。
しかし、引き続き世界的な供給過剰感が強いこと。また、ドル高傾向となり、原油
の割高感が強まったことから、その後は売り戻しが優勢になった。なお、20日から取
引の中心となる7月限は60.24ドルで引けた(前日比0.30ドル安)。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 16.51ドル +0.160ドル(+0.98%)
モルガン・スタンレー(MS) 38.33ドル +0.480ドル(+1.27%)
ゴールドマン・サックス(GS)204.66ドル +1.69ドル(+0.83%)
インテル(INTC) 33.41ドル +0.420ドル(+1.27%)
アップル(AAPL) 130.19ドル +1.42ドル(+1.10%)
グーグル(GOOG) 532.30ドル -1.55ドル(-0.29%)
フェイスブック(FB) 80.88ドル +0.460ドル(+0.57%)
キャタピラー(CAT) 88.29ドル -0.140ドル(-0.16%)
アルコア(AA) 13.40ドル -0.140ドル(-1.03%)
ウォルマート(WMT) 79.92ドル +0.680ドル(+0.86%)
スプリント(S) 4.81ドル -0.010ドル(-0.21%)
<NO>
NYダウ ナスダック
終値 :18298.88 終値 :5078.44
前日比:+26.32 前日比:+30.15
始値 :18267.25 始値 :5040.92
高値 :18325.54 高値 :5084.50
安値 :18244.26 安値 :5037.54
18日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は26.32ドル高の18298.88、ナスダックは30.15ポイント高の5078.44で取引を終了した。原油相場や世界的な国債利回りの上昇を受け、朝方はもみ合う展開となったものの、シカゴ連銀総裁の発言で早期利上げ観測が後退したことが好感され、上げ幅を拡大した。ダウとS&P500指数は過去最高値を更新。セクター別では、半導体・半導体製造装置や保険が上昇する一方で食品・飲料・タバコや不動産が下落した。
婦人衣料・アクセサリー小売のアン(ANN)は、同業アセナ・リテイル・グループ(ASNA)による買収発表を受け急伸。半導体のアルテラ(ALTR)とインテル(INTL)は買収交渉を再開したとの報道からともに堅調推移。一方で、中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、偽造品の販売を容認していたとしてグッチなどの高級ブランド数社から提訴され下落。口コミサイトのイェルプ(YELP)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け軟調推移。
アクティビスト投資家として知られるカール・アイカーン氏がアップル(AAPL)のティム・クックCEOに対して同社株が引き続き大幅に割安であり、更なる自社株買いを求める書簡を公開し注目を集めている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は119円97銭、ギリシャのデフォルト懸念強まりユーロ全面安
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円68銭から120円04銭まで上昇し、119円97銭で引けた。米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。株式相場の上昇に連れて安全資産としての債券買いが後退し、利回りが上昇した。
ユーロ・ドルは、1.1407ドルから1.1299ドルまで下落し、1.1315ドルで引けた。ツィプラス・ギリシャ首相が「欧州連合(EU)からの救済がなければ返済が不可能になる」とデフォルト(債務不履行)の可能性を警告したことから、ギリシャへの懸念が強まりユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は136円52銭から135円60銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.5707ドルから1.5638ドルまで下落。ドル・スイスは、0.9183フランから0.9265フランまで上昇した。
■NY原油:原油:続落、供給過剰感やドル高による割高感で売り勝る
18日のNY原油先物は続落(NYMEX原油6月限終値:59.43↓0.26)。60.18ドルを高値に、59.06ドルまで下落した。イスラム過激派組織ISが、イラクの主要都市ラマディを制圧したことや、イエメンで5日間の停戦が終了し、南部で空爆が再開されたことを受けて、供給懸念により買われた流れで取引が始まった。
しかし、引き続き世界的な供給過剰感が強いこと。また、ドル高傾向となり、原油
の割高感が強まったことから、その後は売り戻しが優勢になった。なお、20日から取
引の中心となる7月限は60.24ドルで引けた(前日比0.30ドル安)。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 16.51ドル +0.160ドル(+0.98%)
モルガン・スタンレー(MS) 38.33ドル +0.480ドル(+1.27%)
ゴールドマン・サックス(GS)204.66ドル +1.69ドル(+0.83%)
インテル(INTC) 33.41ドル +0.420ドル(+1.27%)
アップル(AAPL) 130.19ドル +1.42ドル(+1.10%)
グーグル(GOOG) 532.30ドル -1.55ドル(-0.29%)
フェイスブック(FB) 80.88ドル +0.460ドル(+0.57%)
キャタピラー(CAT) 88.29ドル -0.140ドル(-0.16%)
アルコア(AA) 13.40ドル -0.140ドル(-1.03%)
ウォルマート(WMT) 79.92ドル +0.680ドル(+0.86%)
スプリント(S) 4.81ドル -0.010ドル(-0.21%)
<NO>