今日の為替市場ポイント:ドル・円は主に119円台後半で推移か、日本株反発ならば120円台に上昇も
[15/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日のドル・円相場は、東京市場では120円01銭から119円25銭で軟調推移。欧米市場でドルは一時120円16銭まで反発し、119円74銭で取引を終えた。
本日30日のドル・円は主に119円台後半で推移か。NYダウの反発を意識してリスク回避の円買いは一服する見込み。日本株(日経平均株価)が反発した場合、ドルは120円台前半まで上昇する可能性がある。
30日発表の9月米ADP雇用統計は前月比+19万人と予想されており、雇用者数の増加は8月実績(+19万人)と同水準となる見込み。予想通りであれば、年内利上げを後押しする材料のひとつになるとの見方が多い。
ただし、9月のADP雇用統計が予想通りの内容でも米株式市場の安定に寄与し、株高のきっかけになるかどうかは定かではないとの声が聞かれている。中国経済の先行き不安や米国の債務上限問題に対する投資家の不安感は消えていないことから、リスク選好的な取引が大幅に拡大する状況ではないとみられている。
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