日銀会合、失望なら押し目買いの好機か【クロージング】
[16/04/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
22日の日経平均は4日続伸。208.87円高の17572.49円(出来高概算30億1000万株)で取引を終えた。米国株安や原油相場が上げ一服となった流れを受けて、利益確定の流れが先行。しかし、寄り付き直後に17200円を下回る場面もみられたが、その後は下げ渋る展開に。
その後、日銀の追加緩和策への期待が根強い中、「日銀は金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討」とメディアが報じると、金融セクターへの物色が一段と強まった。この流れから為替相場は1ドル110円に乗せ、日経平均はさらに上げ幅を拡大させて17500円台に乗せた。引けにかけてポジション調整の流れもあったとみられるが、結局は本日の高値で取引を終えている。
セクターでは銀行、証券、海運、不動産、鉄鋼、保険、鉱業、その他金融、倉庫運輸、輸送用機器が強い。一方で、電力ガス、その他製品、小売、食料品、空運が小安い。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも上昇に転じたが、中でも大型株指数の強さが目立つ。
日経平均は4日続伸で直近のもち合いレンジを上放れ、2月以来の水準を回復してきている。シグナルが好転してきており、先高期待が高まりやすい。日銀の追加緩和政策への思惑が大きく、期待を裏切られる可能性はあるだろうが、グローバルでの相対的な出遅れ感のほか、足元で海外勢の売買動向に変化がみられてきており、嫌気される局面での押し目を狙いたいところか。
<AK>
その後、日銀の追加緩和策への期待が根強い中、「日銀は金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討」とメディアが報じると、金融セクターへの物色が一段と強まった。この流れから為替相場は1ドル110円に乗せ、日経平均はさらに上げ幅を拡大させて17500円台に乗せた。引けにかけてポジション調整の流れもあったとみられるが、結局は本日の高値で取引を終えている。
セクターでは銀行、証券、海運、不動産、鉄鋼、保険、鉱業、その他金融、倉庫運輸、輸送用機器が強い。一方で、電力ガス、その他製品、小売、食料品、空運が小安い。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも上昇に転じたが、中でも大型株指数の強さが目立つ。
日経平均は4日続伸で直近のもち合いレンジを上放れ、2月以来の水準を回復してきている。シグナルが好転してきており、先高期待が高まりやすい。日銀の追加緩和政策への思惑が大きく、期待を裏切られる可能性はあるだろうが、グローバルでの相対的な出遅れ感のほか、足元で海外勢の売買動向に変化がみられてきており、嫌気される局面での押し目を狙いたいところか。
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