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ブラックフライデーの結果を受けた米国市場の動向に注目【クロージング】

注目トピックス 市況・概況
27日の日経平均は4営業日ぶりに反落。54.86円安の22495.99円(出来高概算13億7000万株)で取引を終えた。24日の米株高のほか、「ブラックフライデー」における売上好調が伝わる中、日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、3ケタの上昇で始まった。しかし、寄付き直後に付けた22659.33円をピークに上げ幅を縮めており、前場半ばには下げに転じている。後場は80円程度の狭いレンジでの取引となり、再び3ケタの下げとなる場面もみられたが、14時以降、大引けにかけては買い戻しとみられる流れから下げ幅を縮めている。

セクターではその他製品が上昇率トップ。米年末商戦の出足好調が伝えられるなか、任天堂<7974>が連日で年初来高値を更新している。その他、原油高を背景に石油石炭、海運などがしっかりだったほか、保険、陸運、ゴム製品が上昇。一方で、三菱マテ<5711>など非鉄金属が下落率トップ。食料品、金属、建設、繊維がさえない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗。

日経平均は上昇して始まったが、その後は5日線での攻防となった。ザラバで割り込む場面もみられたが、終値では5日線を上回っている。海外勢の動きに変化がみられているなか、想定内の動きといったところであろう。一方で、個人主体の中小型株へは短期筋の値幅取り狙いの資金が向かっており、物色意欲の強さがうかがえる。

明日はブラックフライデーの結果を受けた、米国市場の動向が材料視されることになる。日本同様、ハイテク株への利益確定等がみられてくるようだと、日経平均は支持線として意識されている5日、25日線を割り込んでくる可能性がありそうだ。一方で、米国市場が引き続き強含みの展開となるようだと、もち合いレンジを上放れてくる可能性はある。もっとも、日経平均が足元こう着の中、個人の関心は中小型株に向かうことになろう。(村瀬智一)



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