今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇を意識してドル買い継続も
[18/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
25日のドル・円相場は、東京市場では108円79銭から109円27銭まで上昇。欧米市場でドルは109円45銭まで一段高となり、109円42銭で取引を終えた。
本日26日のドル・円は、109円台半ばで推移か。米長期金利の上昇や米株式市場の上昇を受けてドル買い・円売りが一段と加速している。日経平均株価の動向をながめ、109円台前半から半ばの水準でのレンジ内取引が予想される。
米長期金利が3.0%台に上昇したことを受けて、日米金利差拡大を意識したドル買い・円売りが加速。また、米株式市場が上昇したこともドル相場の支援材料となり、ドル・円は109円台半ばまで強含みに推移している。
本日の東京市場では日経平均株価の動きを眺め、主に109円台前半から半ばの水準で堅調に推移すると予想される。ただ、日本時間夜には欧州中央銀行(ECB)の定例理事会や27日には南北首脳会談など重要イベントを控えて、模様眺めムードが強まっている。ECBの定例理事会では現行の政策金利を据え置くとの公算が大きいものの、今後の出口戦略に関するヒントがでるかどうか市場の注目が集まっている。
他方、南北首脳会談では、朝鮮半島の非核化や朝鮮戦争の休戦協定を平和協定への転換が焦点となっており、南北間で進展があった場合は、今後ドル相場が一段高となる可能性がある。
<CS>
本日26日のドル・円は、109円台半ばで推移か。米長期金利の上昇や米株式市場の上昇を受けてドル買い・円売りが一段と加速している。日経平均株価の動向をながめ、109円台前半から半ばの水準でのレンジ内取引が予想される。
米長期金利が3.0%台に上昇したことを受けて、日米金利差拡大を意識したドル買い・円売りが加速。また、米株式市場が上昇したこともドル相場の支援材料となり、ドル・円は109円台半ばまで強含みに推移している。
本日の東京市場では日経平均株価の動きを眺め、主に109円台前半から半ばの水準で堅調に推移すると予想される。ただ、日本時間夜には欧州中央銀行(ECB)の定例理事会や27日には南北首脳会談など重要イベントを控えて、模様眺めムードが強まっている。ECBの定例理事会では現行の政策金利を据え置くとの公算が大きいものの、今後の出口戦略に関するヒントがでるかどうか市場の注目が集まっている。
他方、南北首脳会談では、朝鮮半島の非核化や朝鮮戦争の休戦協定を平和協定への転換が焦点となっており、南北間で進展があった場合は、今後ドル相場が一段高となる可能性がある。
<CS>