米国株見通し:上昇継続も、週末の利益確定売りが下押しも
[20/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(15 時30分現在)
S&P500先物 3,504.62(+19.32)
ナスダック100先物 11,992.25 (+39.50)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は200ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持しており、今晩の米株式市場は買いが先行しそうだ。
27日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは反落となったが、S&Pは6日続伸、ダウも160ドル高で上昇基調を維持した。この日注目されたパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長によるジャクソンホールでの講演で、金融政策に関する新たなアプローチが示された。それによると、FRBは長期間にわたり低金利を堅持し、一時的に2%超の物価上昇を容認する可能性がある。市場は緩和的な金融政策の長期化を好感し、幅広い買いが入った。
本日も買い先行となりそうだ。FRBの金融政策方針を受け、引き続き金融株が選好されやすい。また、今晩発表の経済指標では、シカゴ購買部協会景気指数が前回を上回ると予想され、全般的に消費関連セクターに買いが見込まれる。NY原油先物(WTI)の高値圏推移も支援材料となりそうだ。ただ、中国軍が南シナ海で中距離弾道ミサイルを発射させた問題で、米中双方が軍事活動を活性化させている。週末を控え新たな問題として注視されており、調整の売りを誘発する材料になりうる。
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S&P500先物 3,504.62(+19.32)
ナスダック100先物 11,992.25 (+39.50)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は200ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持しており、今晩の米株式市場は買いが先行しそうだ。
27日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは反落となったが、S&Pは6日続伸、ダウも160ドル高で上昇基調を維持した。この日注目されたパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長によるジャクソンホールでの講演で、金融政策に関する新たなアプローチが示された。それによると、FRBは長期間にわたり低金利を堅持し、一時的に2%超の物価上昇を容認する可能性がある。市場は緩和的な金融政策の長期化を好感し、幅広い買いが入った。
本日も買い先行となりそうだ。FRBの金融政策方針を受け、引き続き金融株が選好されやすい。また、今晩発表の経済指標では、シカゴ購買部協会景気指数が前回を上回ると予想され、全般的に消費関連セクターに買いが見込まれる。NY原油先物(WTI)の高値圏推移も支援材料となりそうだ。ただ、中国軍が南シナ海で中距離弾道ミサイルを発射させた問題で、米中双方が軍事活動を活性化させている。週末を控え新たな問題として注視されており、調整の売りを誘発する材料になりうる。
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