マザーズ先物見通し:反落、外部環境悪化で75日線割れを試す展開
[21/02/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は反落が予想される。25日の米国市場は、金利上昇への警戒感がくすぶり寄り付き後、下落した。7年債入札の結果が不振で長期金利が急上昇したため警戒感が増し引けにかけて下落幅を拡大。特に割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが加速し、ナスダック総合指数指数は一時、約4%下落した。本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが大幅安した流れを引き継ぎ反落でのスタートが予想される。顧客情報管理の米セルフォースが取引終了後に発表した決算で、一株利益が市場予想に未達であったことから時間外取引で下落しており、マザーズ市場にはマイナス要因となることが見込まれている。また、時価総額上位銘柄の好材料に乏しく、外部環境の悪化による個人投資家のリスクセンチメントの悪化により、日足チャートでは25日線で跳ね返され、再び75日線割れを試す展開となりそうだ。本日の上値のメドは1254.0pt、下値のメドは1190.0ptとする。
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