電算システム Research Memo(6):高シェア・高成長・高収益事業でリーマンショック後の落ち込みから回復
[14/03/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■財務分析
(1)過去の業績推移
電算システム<3630>は2008年の上場直後にリーマンショックに見舞われ、2009年12月期決算は顧客のIT投資削減のあおりを受けて大幅な減益となった。これは、収益の柱の1つである情報サービス事業において、顧客企業がIT投資を絞り込んだ影響が大きかった。しかしながら、この状況下においても収納代行サービスは、売上高を順調に伸ばした。
業績も、リーマンショックの後は順調に回復を遂げてきた。要因としては、収納代行サービス事業という成長事業をもっていたことに加え、情報サービス事業においてもGoogle AppsやBPO事業といったストックビジネスが貢献したものと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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