メディシス Research Memo(7):医薬品発注取扱高は1,000億円突破、受発注手数料の増加で利益率上昇
[14/06/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(1)2014年3月期業績
○医薬品等ネットワーク事業
メディカルシステムネットワーク<4350>の医薬品等ネットワーク事業の売上高は前期比7.3%増の2,843百万円、営業利益は同20.7%増の1,475百万円となり、営業利益率は46.1%から51.9%へ大きく上昇した。利益率の高い受発注手数料が好調に推移したのが要因だ。
2014年3月末の加盟店舗数は前期末比130店舗増の1,163店舗と、期初計画(1,250店舗)を下回ったものの順調に拡大した。期初計画を下振れした要因としては、医薬品卸売会社との仕入価格交渉が長引いたことが挙げられる。仕入価格において、加盟後にどの程度のコストダウンメリットがあるかを見極める必要があったためだ。
こうしたなかで、受発注手数料の売上高は前期比18.7%増の1,490百万円と好調に推移した。既存加盟店における医薬品発注取扱高が前期比18.5%増の112,438百万円と伸長したためだ。取扱発注高としては初めて1,000億円の大台を突破し、業界大手の一角を占める規模にまで成長している。
一方、システム販売に関しては新規加盟店舗に対するハード、ソフトウェアの販売が中心のため、新規加盟店舗数が2013年3月期と比較して伸び悩んだことで減収となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>
(1)2014年3月期業績
○医薬品等ネットワーク事業
メディカルシステムネットワーク<4350>の医薬品等ネットワーク事業の売上高は前期比7.3%増の2,843百万円、営業利益は同20.7%増の1,475百万円となり、営業利益率は46.1%から51.9%へ大きく上昇した。利益率の高い受発注手数料が好調に推移したのが要因だ。
2014年3月末の加盟店舗数は前期末比130店舗増の1,163店舗と、期初計画(1,250店舗)を下回ったものの順調に拡大した。期初計画を下振れした要因としては、医薬品卸売会社との仕入価格交渉が長引いたことが挙げられる。仕入価格において、加盟後にどの程度のコストダウンメリットがあるかを見極める必要があったためだ。
こうしたなかで、受発注手数料の売上高は前期比18.7%増の1,490百万円と好調に推移した。既存加盟店における医薬品発注取扱高が前期比18.5%増の112,438百万円と伸長したためだ。取扱発注高としては初めて1,000億円の大台を突破し、業界大手の一角を占める規模にまで成長している。
一方、システム販売に関しては新規加盟店舗に対するハード、ソフトウェアの販売が中心のため、新規加盟店舗数が2013年3月期と比較して伸び悩んだことで減収となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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