メディシス Research Memo(16):中長期的な成長シナリオに関する見方は不変
[14/06/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
メディカルシステムネットワーク<4350>は株主還元策として配当金による還元を基本としている。配当金に関しては、財務体質の強化、事業規模の拡大、人材育成などのために必要な内部留保を確保しつつ、業績に見合った形で安定配当を行うことを基本方針としている。2015年3月期については前期比横ばいの8円(中間配当、期末配当が各4円)、配当性向では27%の水準を予定している。
同社の株価は2014年3月期決算の発表後に大きく下落している。リスク要因として挙げられていた医薬品卸売会社との仕入価格交渉の結果、2014年3月期業績が会社計画を下回ったことや、2015年3月期業績見通しについても、医薬品等ネットワーク事業の伸び悩みにより市場コンセンサスを下回ったことなどが要因とみられる。ただ、いずれも一時的な要因と考えられ、中長期的な成長シナリオに関しての見方は変わっていない。2015年3月期上期に関しては今後の成長に向けた体制整備を優先するため減益が見込まれるが、下期以降は再び増収増益路線に転じ、株価も再評価する動きが出てくるものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>
メディカルシステムネットワーク<4350>は株主還元策として配当金による還元を基本としている。配当金に関しては、財務体質の強化、事業規模の拡大、人材育成などのために必要な内部留保を確保しつつ、業績に見合った形で安定配当を行うことを基本方針としている。2015年3月期については前期比横ばいの8円(中間配当、期末配当が各4円)、配当性向では27%の水準を予定している。
同社の株価は2014年3月期決算の発表後に大きく下落している。リスク要因として挙げられていた医薬品卸売会社との仕入価格交渉の結果、2014年3月期業績が会社計画を下回ったことや、2015年3月期業績見通しについても、医薬品等ネットワーク事業の伸び悩みにより市場コンセンサスを下回ったことなどが要因とみられる。ただ、いずれも一時的な要因と考えられ、中長期的な成長シナリオに関しての見方は変わっていない。2015年3月期上期に関しては今後の成長に向けた体制整備を優先するため減益が見込まれるが、下期以降は再び増収増益路線に転じ、株価も再評価する動きが出てくるものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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