G-7HD Research Memo(7):主力2事業の持続的な成長と第3、第4の柱を育成へ
[14/06/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■中期計画
G-7ホールディングス<7508>は中期計画として、2016年3月期に売上高1,000億円、営業利益40億円の目標を掲げている。事業別の売上高計画では、オートバックス・車関連事業が2014年3月期対比で14%増の41,000百万円、業務スーパー・こだわり食品事業が同12%増の55,000百万円、その他事業が同35%増の4,000百万円(うち海外事業1,000百万円)となる。
オートバックスや業務スーパーといった主力2事業の持続的な成長に加えて、バイクセブンやG-7食品システム、アグリ事業などその他の事業拡大も進めていく。各事業における基本戦略は表のとおりとなっている。なお、海外事業についてはオートバックス、バイクセブン事業のほか、食品輸出業、アグリ事業やレストラン事業などの積極展開によって、2016年3月期1,000百万円から、当面は2,000百万円を目指し、将来的には10,000百万円を目標として掲げている。
今後の経営課題としては、オートバックス、業務スーパー事業に続く第3、第4の柱を育成していくことが挙げられる。2016年3月期の中計では食品事業とアグリ事業で各5,000百万円の売上規模を目指しているが、これらを10,000百万円規模に拡大していくことで、収益基盤もさらに強固な体制が構築されるものと予想される。また、もう1つの課題としては、人材育成が挙げられる。業務スーパー事業やリユース事業などにおいては、マネジメントに関わる人材育成を進めることで、成長力や収益性がさらに向上する余地が残されており、本部からの指導体制を強化していくことで、こうした課題を解決していく考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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G-7ホールディングス<7508>は中期計画として、2016年3月期に売上高1,000億円、営業利益40億円の目標を掲げている。事業別の売上高計画では、オートバックス・車関連事業が2014年3月期対比で14%増の41,000百万円、業務スーパー・こだわり食品事業が同12%増の55,000百万円、その他事業が同35%増の4,000百万円(うち海外事業1,000百万円)となる。
オートバックスや業務スーパーといった主力2事業の持続的な成長に加えて、バイクセブンやG-7食品システム、アグリ事業などその他の事業拡大も進めていく。各事業における基本戦略は表のとおりとなっている。なお、海外事業についてはオートバックス、バイクセブン事業のほか、食品輸出業、アグリ事業やレストラン事業などの積極展開によって、2016年3月期1,000百万円から、当面は2,000百万円を目指し、将来的には10,000百万円を目標として掲げている。
今後の経営課題としては、オートバックス、業務スーパー事業に続く第3、第4の柱を育成していくことが挙げられる。2016年3月期の中計では食品事業とアグリ事業で各5,000百万円の売上規模を目指しているが、これらを10,000百万円規模に拡大していくことで、収益基盤もさらに強固な体制が構築されるものと予想される。また、もう1つの課題としては、人材育成が挙げられる。業務スーパー事業やリユース事業などにおいては、マネジメントに関わる人材育成を進めることで、成長力や収益性がさらに向上する余地が残されており、本部からの指導体制を強化していくことで、こうした課題を解決していく考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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