ムサシ Research Memo(6):メディアコンバートは付加価値の高い事業、中期成長シナリオの原動力
[14/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
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■中期成長シナリオが整った「メディアコンバート」事業
(1)メディアコンバート事業の概要
ムサシ<7521>は昭和30年代より長年にわたり、紙文書のマイクロフィルム化事業を手掛けているが、その経験を活かして選挙システムと並ぶ中期成長シナリオの原動力と期待しているのがメディアコンバート事業(業績開示等では「文書のデジタル化事業」と表現されるが内容は同じ)だ。
メディアコンバート事業に期待がかかる最大の理由は、市場の大きさと収益性だ。同社の事業は商社として、他社製品を取り扱うことが多いが、当然それらの事業の利幅は薄い。それに対して、自社で付加価値を創り出す製品やサービスは高い利益率が得られる。同社のメディアコンバート事業は子会社を通じてコンバート作業を行うため、同社の中でも、「選挙システム機材」事業などと並ぶ自社で付加価値を創り出しているサービス事業だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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