カルナバイオサイエンス---2Q営業黒字転換、米J&Jの医薬品部門とのライセンス契約
[15/08/18]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
カルナバイオサイエンス<4572>は研究開発型バイオベンチャー。キナーゼを標的にした創薬研究に必要な材料および情報を提供する。創薬研究に必須であるキナーゼタンパク質は、世界で最も多種類の品揃えを誇り、それらを用いた化合物の網羅的なプロファイリングは、創薬研究に有用な情報を提供。キナーゼタンパク質は、遺伝子の取得からタンパク発現、精製までを自社で一貫して行っている。また、創薬型バイオベンチャーとして研究開発に先行投資をすることをビジネスモデルとしているが、早期の全社黒字化に向けて取り組んでいる。
2015年12月期から2017年12月期までの中期経営計画では、基本方針として15年12月期営業損益の黒字化の達成、創薬事業における早期導出、創薬支援事業における大規模受託試験の獲得及び完遂、研究開発資金の継続的調達(第14回新株予約権等)を掲げている。
15年6月には米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の医療用医薬品部門のひとつである米国ヤンセン・バイオテック社との間で、同社が創出した医薬品候補化合物の開発に関するライセンス契約を締結している。それに伴い、15年12月期第2四半期に、当該契約に係る導出一時金が計上された。また、創薬支援事業では小野薬品工業からの大規模委受託試験も順調に実施している。
足元の業績では15年12月期第2四半期(1-6月)決算は、売上高が前年同期比3.7倍の11.34億円、営業利益が6.79億円(前年同期は2.77億円の損失)、経常利益が7.04億円(同2.57億円の損失)、四半期純利益が6.66億円(同2.57億円の赤字)と黒字に転じている。
15年12月期通期については、売上高が前期比2.5倍の15.32億円、営業利益が3.72(同6.34億円の損失)、経常利益が3.95億円(同6.07億円の損失)、純利益が3.64億円(同8.46億円の赤字)と黒字転換を見込んでいる。
<SF>
2015年12月期から2017年12月期までの中期経営計画では、基本方針として15年12月期営業損益の黒字化の達成、創薬事業における早期導出、創薬支援事業における大規模受託試験の獲得及び完遂、研究開発資金の継続的調達(第14回新株予約権等)を掲げている。
15年6月には米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の医療用医薬品部門のひとつである米国ヤンセン・バイオテック社との間で、同社が創出した医薬品候補化合物の開発に関するライセンス契約を締結している。それに伴い、15年12月期第2四半期に、当該契約に係る導出一時金が計上された。また、創薬支援事業では小野薬品工業からの大規模委受託試験も順調に実施している。
足元の業績では15年12月期第2四半期(1-6月)決算は、売上高が前年同期比3.7倍の11.34億円、営業利益が6.79億円(前年同期は2.77億円の損失)、経常利益が7.04億円(同2.57億円の損失)、四半期純利益が6.66億円(同2.57億円の赤字)と黒字に転じている。
15年12月期通期については、売上高が前期比2.5倍の15.32億円、営業利益が3.72(同6.34億円の損失)、経常利益が3.95億円(同6.07億円の損失)、純利益が3.64億円(同8.46億円の赤字)と黒字転換を見込んでいる。
<SF>