福山コンサルタント---公共投資予算の影響が少ないビジネスをもう1つのコア事業へ
[15/09/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
福山コンサルタント<9608>は、交通、地域、環境、建設事業マネジメント等に係る総合コンサルタント業を手掛けている。高速道路・新幹線設計など国家レベルの大規模プロジェクト対応から、都市計画など地域密着型のきめ細やかなコンサルティングサービスまで、社会資本の調査、計画、設計、検査までをワンストップで対応。防災・減災事業の本格化や20年東京五輪に向けた整備事業が追い風。
2016年6月期は売上高で前期比4.2%増の63.0億円、経常利益で同1.2%増の3.6億円、当基準利益で同33.0%減の1.7億円が見込まれている。業績予想については長期構想6年、中期戦略3年、短期戦術1年のローテーションを基本的な枠組みとしている。長期構想は会社全体の進むべき方向性の明示と進捗に応じて、これを適宜見直していくロードマップ&ローテーション方式によって、中期戦略は部署別に立案・遂行し進捗を月次でチェックする戦略マニフェスト方式によって、また短期戦術は複数の売上予想フレームを用意し状況に応じて施策を選択するフレームスライド方式によって組立てている。3年目を迎えた第3次長期プランでは、企業集団の永続的成長を図っていくために、公共投資予算の影響が少ない事業領域のビジネスをもうひとつのコア事業としてグループ内に装備することを目指した経営活動を強化している。具体的な育成テーマは官(公)民連携、事業運営、水環境、海外、ビッグデータ活用、モニタリング、鉄道事業への取り組み、維持管理・防災等事業への取り組み−などとなる。
PBRは0.58倍と1倍を下回り、配当利回りは3.14%と高水準。1株あたり配当は前期比2.00円減の15.00円、配当性向は同8.9pt増の37.0%。2015年6月末のネットキャッシュは11.7億円と時価総額20億円に対して潤沢な印象。
<SF>
2016年6月期は売上高で前期比4.2%増の63.0億円、経常利益で同1.2%増の3.6億円、当基準利益で同33.0%減の1.7億円が見込まれている。業績予想については長期構想6年、中期戦略3年、短期戦術1年のローテーションを基本的な枠組みとしている。長期構想は会社全体の進むべき方向性の明示と進捗に応じて、これを適宜見直していくロードマップ&ローテーション方式によって、中期戦略は部署別に立案・遂行し進捗を月次でチェックする戦略マニフェスト方式によって、また短期戦術は複数の売上予想フレームを用意し状況に応じて施策を選択するフレームスライド方式によって組立てている。3年目を迎えた第3次長期プランでは、企業集団の永続的成長を図っていくために、公共投資予算の影響が少ない事業領域のビジネスをもうひとつのコア事業としてグループ内に装備することを目指した経営活動を強化している。具体的な育成テーマは官(公)民連携、事業運営、水環境、海外、ビッグデータ活用、モニタリング、鉄道事業への取り組み、維持管理・防災等事業への取り組み−などとなる。
PBRは0.58倍と1倍を下回り、配当利回りは3.14%と高水準。1株あたり配当は前期比2.00円減の15.00円、配当性向は同8.9pt増の37.0%。2015年6月末のネットキャッシュは11.7億円と時価総額20億円に対して潤沢な印象。
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