ラクーン Research Memo(3):加盟企業数は1,700社超と直近1年間で約300社の増加
[16/07/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業概要
(2) Paid事業
2011年10月よりサービスを開始した「Paid」事業とは、企業間取引において、取引先に対する与信管理から請求・代金回収業務までの代行するほか、取引先から末回収分についても支払を保証するサービスのことである。加盟企業とその取引先の間で発生する取扱高に対して、一定料率を掛けた「保証料」(取扱高の3.0%程度)がラクーン<3031>の売上高となる。
一般的には、企業間取引の90%以上が「掛売り決済」で行われているが、インターネットを通じた企業間取引で見ると、「掛売り決済」の導入率はまだ10%程度にとどまっている。同サービスを利用する販売企業は「Paid」に加盟企業登録を行い、また、購入企業はPaidメンバー登録を事前に行う必要がある。Paidメンバーからの代金回収リスク部分に関しては、T&Gの売掛保証サービスを利用することで100%ヘッジしている。
サービス開始当初は「スーパーデリバリー」(社内向け)が大半を占めていたが、認知度の向上とともに社外の売上が急速に拡大しており、直近では全体の半分程度まで比率が上昇している。加盟企業としては、主に掛売り決済ニーズの高いアーリーステージのベンチャー企業を中心に増加しており、加盟企業数も2016年4月末で1,700社超と直近1年間で約300社増加している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(2) Paid事業
2011年10月よりサービスを開始した「Paid」事業とは、企業間取引において、取引先に対する与信管理から請求・代金回収業務までの代行するほか、取引先から末回収分についても支払を保証するサービスのことである。加盟企業とその取引先の間で発生する取扱高に対して、一定料率を掛けた「保証料」(取扱高の3.0%程度)がラクーン<3031>の売上高となる。
一般的には、企業間取引の90%以上が「掛売り決済」で行われているが、インターネットを通じた企業間取引で見ると、「掛売り決済」の導入率はまだ10%程度にとどまっている。同サービスを利用する販売企業は「Paid」に加盟企業登録を行い、また、購入企業はPaidメンバー登録を事前に行う必要がある。Paidメンバーからの代金回収リスク部分に関しては、T&Gの売掛保証サービスを利用することで100%ヘッジしている。
サービス開始当初は「スーパーデリバリー」(社内向け)が大半を占めていたが、認知度の向上とともに社外の売上が急速に拡大しており、直近では全体の半分程度まで比率が上昇している。加盟企業としては、主に掛売り決済ニーズの高いアーリーステージのベンチャー企業を中心に増加しており、加盟企業数も2016年4月末で1,700社超と直近1年間で約300社増加している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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