カシオ計算機の下方修正は織り込み済みで目標株価は引き上げ、SMBC日興証券(花田浩菜)
[16/10/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
SMBC日興証券はカシオ計算機<6952>の目標株価引き上げを発表しています。それについてのレポートが10/20付けの「Opening Bell」に掲載されていますのでご紹介しますね。
同レポートによると、同社の17/3期の会社計画は2Q決算時(11/2予定)に下方修正が予想されているとのこと。SMBC日興証券では、前回の営業利益435億円の増益予想に対し、400億円の減益予想へ下方修正しています。
ただこの下方修正は『株価には既に織り込まれており、18/3期に向けた潜在成長率はセクター内で相対的に高く、現在の株価は割安に放置されている』と分析。『18/3期にはシステム事業の構造改革効果が生じる』などして『利益成長モメンタムが回復すると予想』しているということです。
こうした要因をベースに、『今後6〜12ヵ月の目標株価を1,800円から2,100円に引き上げ』、投資評価については『足元株価はファンダメンタルズに対して割安と考える』 として、「1」(アウトパフォーム)を継続すると、同レポートは伝えています。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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