カンロ Research Memo(7):「金のミルクキャンディ」シリーズの更なるシェア拡大を図る
[17/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
1. 2017年12月期会社予想
カンロ<2216>の2017年12月期連結業績予想は、売上高が前期比6.5%増の21,000百万円、営業利益が同40.3%増の830百万円、経常利益が同38.9%増の850億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.9%増の510百万円としている。
売上高は、主力商品の強化と新市場の創造に主眼を置いており、具体的には、同社の主力商品である「金のミルクキャンディ」シリーズの更なるシェア拡大(2016年のシェアは24.3%)のほか、2017年3月6日に発売開始となる同社とピエール・エルメのコラボレーションとなる「イスパハン」飴でキャンディの多様な魅力を表現・提案するきっかけにするとしている。グミにおいては、「ひと粒リフレッシュ」をキーコンセプトに、3月6日に発売分からパッケージデザインの変更や、新しいフレーバーの投入などでブランドを強化すると同時に、グミの新しい楽しみ方を提案し、需要の底上げを図るとしている。また、営業体制も見直すようだ。売上原価低減も重要な課題と認識しており、2017年1月から担当役員を設置し、全部門で連携して売上原価の低減を図る方針だ。
2. 単元株式数の変更及び株式の併合
同社は、2016年12月期決算と同時に、単元株式数の変更及び株式の併合を発表している。単元株式数の変更は、現行の1,000株から100株に変更するもので、全国証券取引所が市場利用者の利便性の向上等を目的として売買単位を100株に統一する動きに沿ったものである。株式の併合については、単元株式数を変更するに当たり、中長期的な株価変動等を勘案しつつ投資単位を適切な水準に調整することを目的として同社株式について5株を1株に併合を行うこととしている。2017年3月29日開催予定の定時株主総会に株式の併合について付議することとしており、同総会において株式の併合に関する議案が原案のとおり承認可決されれば、2017年7月1日をもって効力が発生する。なお、これらが株主総会において原案のとおり承認可決される場合、定款も一部変更される。
(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)
<TN>
1. 2017年12月期会社予想
カンロ<2216>の2017年12月期連結業績予想は、売上高が前期比6.5%増の21,000百万円、営業利益が同40.3%増の830百万円、経常利益が同38.9%増の850億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.9%増の510百万円としている。
売上高は、主力商品の強化と新市場の創造に主眼を置いており、具体的には、同社の主力商品である「金のミルクキャンディ」シリーズの更なるシェア拡大(2016年のシェアは24.3%)のほか、2017年3月6日に発売開始となる同社とピエール・エルメのコラボレーションとなる「イスパハン」飴でキャンディの多様な魅力を表現・提案するきっかけにするとしている。グミにおいては、「ひと粒リフレッシュ」をキーコンセプトに、3月6日に発売分からパッケージデザインの変更や、新しいフレーバーの投入などでブランドを強化すると同時に、グミの新しい楽しみ方を提案し、需要の底上げを図るとしている。また、営業体制も見直すようだ。売上原価低減も重要な課題と認識しており、2017年1月から担当役員を設置し、全部門で連携して売上原価の低減を図る方針だ。
2. 単元株式数の変更及び株式の併合
同社は、2016年12月期決算と同時に、単元株式数の変更及び株式の併合を発表している。単元株式数の変更は、現行の1,000株から100株に変更するもので、全国証券取引所が市場利用者の利便性の向上等を目的として売買単位を100株に統一する動きに沿ったものである。株式の併合については、単元株式数を変更するに当たり、中長期的な株価変動等を勘案しつつ投資単位を適切な水準に調整することを目的として同社株式について5株を1株に併合を行うこととしている。2017年3月29日開催予定の定時株主総会に株式の併合について付議することとしており、同総会において株式の併合に関する議案が原案のとおり承認可決されれば、2017年7月1日をもって効力が発生する。なお、これらが株主総会において原案のとおり承認可決される場合、定款も一部変更される。
(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)
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