キトー---3Q増収2ケタ増益、堅調な需要に加え、工場操業度の上昇、海外子会社の利益改善策が奏功
[18/02/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
キトー<6409>は14日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.7%増の387.12億円、営業利益が同32.4%増の26.07億円、経常利益が同25.2%増の20.64億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は米国減税の一過性の影響により同139.0%増の15.76億円となった。
日本の売上高は前年同期比2.5%減の169.99億円、営業利益は同12.0%減の29.63億円となった。国内・輸出共に、足もとではインフラ関連及び民間設備投資共に旺盛な需要が継続した。基幹システム入替えに伴い、第2四半期において生産活動が一時的に低下したが、当第3四半期には、安定化したことに加えて、旺盛な需要に対応した。
米州の売上高は同10.2%増の191.23億円、営業利益は同10.4%増の8.78億円となった。米国では、堅調な民間設備投資と共に資源関連向けの投資需要が顕在化した。
中国の売上高は同12.0%増の46.38億円、営業利益は同12.6%増の5.04億円となった。景気減速にも歯止めが掛かり、低調に推移していた需要にも底打ち感が見えた。
アジアの売上高は同1.2%減の26.88億円、営業利益は1.14億円(前年同期は1.11億円の損失)だった。韓国ではフラットパネルディスプレイ業界向けのクリーンルーム用クレーンなどの需要が継続し、各地域で、底堅い需要に対応すると共に収益改善に注力した。
欧州の売上高は同47.3%増の13.47億円、営業損失は0.70億円(前年同期は0.33億円の損失)となった。地域全体の設備投資需要の高まりを受け、積極的な拡販施策を実施し、増収となったが、販売費の増加により損失となった。
2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比3.6%増の530.00億円、営業利益が同4.5%増の44.00億円、経常利益が同13.9%増の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.7%増の25.00億円とする計画を据え置いている。
<MW>
日本の売上高は前年同期比2.5%減の169.99億円、営業利益は同12.0%減の29.63億円となった。国内・輸出共に、足もとではインフラ関連及び民間設備投資共に旺盛な需要が継続した。基幹システム入替えに伴い、第2四半期において生産活動が一時的に低下したが、当第3四半期には、安定化したことに加えて、旺盛な需要に対応した。
米州の売上高は同10.2%増の191.23億円、営業利益は同10.4%増の8.78億円となった。米国では、堅調な民間設備投資と共に資源関連向けの投資需要が顕在化した。
中国の売上高は同12.0%増の46.38億円、営業利益は同12.6%増の5.04億円となった。景気減速にも歯止めが掛かり、低調に推移していた需要にも底打ち感が見えた。
アジアの売上高は同1.2%減の26.88億円、営業利益は1.14億円(前年同期は1.11億円の損失)だった。韓国ではフラットパネルディスプレイ業界向けのクリーンルーム用クレーンなどの需要が継続し、各地域で、底堅い需要に対応すると共に収益改善に注力した。
欧州の売上高は同47.3%増の13.47億円、営業損失は0.70億円(前年同期は0.33億円の損失)となった。地域全体の設備投資需要の高まりを受け、積極的な拡販施策を実施し、増収となったが、販売費の増加により損失となった。
2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比3.6%増の530.00億円、営業利益が同4.5%増の44.00億円、経常利益が同13.9%増の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.7%増の25.00億円とする計画を据え置いている。
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