ジェイ・エス・ビー Research Memo(6):さらなる増収増益を見込む
[18/02/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■ジェイ・エス・ビー<3480>の今後の見通し
● 2018年10月期の業績見通し
同社グループでは、2018年10月期には物件管理戸数は62,000戸と、前期比2,000戸程度の増加を想定する。また、人材の確保と新規出店の加速も計画する。さらに、自社所有物件とシステムへの積極投資を実施する予定である。システムは成長のための先行投資と位置付けており、設備投資については前期の2,365百万円から4,100百万円(同73.3%増)を計画している。
以上から、通期の連結業績予想は、売上高38,328百万円(同5.2%増)、営業利益2,868百万円(同3.6%増)、経常利益2,779百万円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,702百万円(同9.8%増)と、さらなる増収増益を見込んでいる。同社では、将来の成長加速のために、人材やITへの戦略的投資を優先する方針のため、大幅な増益率を達成した2017年10月期に比べ、今期は緩やかな増益率にとどまる見通しである。
セグメント別営業利益では、不動産賃貸管理事業において、物件管理戸数の増加が人件費・システム関連費用の増加を上回ることから、4,167百万円(同1.7%増)を見込む。また、高齢者住宅事業では、介護サービス関連売上の増加はあるものの、新規拠点開発の準備費用やIT化促進などの先行投資費用が増加するため、25百万円(同82.8%減)を見込む。
今後の見通しについては、少子高齢化が叫ばれ続けているなか、一方では大学・短期大学の進学率の上昇や学生数の増加など、同社グループの事業展開を後押しする市場環境を背景として、主力事業である学生マンションの企画・賃貸及び管理事業において、より一層、情報収集力、物件の市場競争力、入居者サービスの強化に努め、事業規模の拡大と持続的成長の実現を目指す。また、効率的な事業運営の原動力となる優秀な人材の確保を積極的に行うとともに、既存従業員の働き方改革や人材育成などを通じた組織力の強化による機動力の向上を図る計画である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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● 2018年10月期の業績見通し
同社グループでは、2018年10月期には物件管理戸数は62,000戸と、前期比2,000戸程度の増加を想定する。また、人材の確保と新規出店の加速も計画する。さらに、自社所有物件とシステムへの積極投資を実施する予定である。システムは成長のための先行投資と位置付けており、設備投資については前期の2,365百万円から4,100百万円(同73.3%増)を計画している。
以上から、通期の連結業績予想は、売上高38,328百万円(同5.2%増)、営業利益2,868百万円(同3.6%増)、経常利益2,779百万円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,702百万円(同9.8%増)と、さらなる増収増益を見込んでいる。同社では、将来の成長加速のために、人材やITへの戦略的投資を優先する方針のため、大幅な増益率を達成した2017年10月期に比べ、今期は緩やかな増益率にとどまる見通しである。
セグメント別営業利益では、不動産賃貸管理事業において、物件管理戸数の増加が人件費・システム関連費用の増加を上回ることから、4,167百万円(同1.7%増)を見込む。また、高齢者住宅事業では、介護サービス関連売上の増加はあるものの、新規拠点開発の準備費用やIT化促進などの先行投資費用が増加するため、25百万円(同82.8%減)を見込む。
今後の見通しについては、少子高齢化が叫ばれ続けているなか、一方では大学・短期大学の進学率の上昇や学生数の増加など、同社グループの事業展開を後押しする市場環境を背景として、主力事業である学生マンションの企画・賃貸及び管理事業において、より一層、情報収集力、物件の市場競争力、入居者サービスの強化に努め、事業規模の拡大と持続的成長の実現を目指す。また、効率的な事業運営の原動力となる優秀な人材の確保を積極的に行うとともに、既存従業員の働き方改革や人材育成などを通じた組織力の強化による機動力の向上を図る計画である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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