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グリムス---3Qは営業利益が28.4%増、エネルギーコストソリューション事業が好調に推移

注目トピックス 日本株
グリムス<3150>は14日、2018年3月期第3四半期(2017年4〜12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比17.5%増の65.52億円、営業利益が同28.4%増の8.09億円、経常利益が同31.3%増の8.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同38.8%増の5.52億円となった。

エネルギーコストソリューション事業は、業務用エアコン・冷凍機・コンプレッサーなどの各種省エネ設備のセット販売やクロスセル、電力料金の削減を目的とした電力の取次手数料が好調に推移している。その結果、売上高は前期比18.1%増、セグメント利益は同31.7%増となった。

スマートハウスプロジェクト事業は、ハウスメーカーとの提携販売やVPPの活用といった多様な販売手法を積極的に推進した。提携販売は好調に推移し、塗装・リフォームなど外注工事は堅調に推移したが、売電価格の低下や、各種補助金の申請手続きの増加により受注から売上計上に至る時間が伸長したこと等の要因により、住宅用太陽光発電システム・蓄電池に関連する売上が減少した。メガソーラー2基を中心とする太陽光発電所による売電収益は、ストック収益として安定的な収益基盤となっている。

小売電気事業は、負荷率(最大電力に対する平均電力の比率)が低く電力料金の削減余地が高いエネルギーコストソリューション事業の既存顧客を主な対象として電力の小売を推進し、約80%といった高い成約率をもとに順調に収益を伸ばしている。また、電力の調達コストも安定的に推移しており、順調に利益を伸ばしている。

2018年3月期通期の連結通期業績については、売上高が前期比26.6%増の90.00億円、営業利益が同10.4%増の8.30億円、経常利益が同14.7%増の9.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.6%増の5.59億円とする期初計画を据え置いている


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