グローブライド Research Memo(7):毎期着実に増配を継続、2020年3月期は65円配当を予想
[19/07/12]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■株主還元策
グローブライド<7990>の2018年3月期の年間配当金は、1株当たり55円で、2019年3月期は60円と年間で5円増配となった。配当性向は、2017年3月期から順に26.3%、25.3%、23.3%と安定的に実施している。2020年3月期は65円配当を予想しており、配当性向は計画通りの実施となれば、31.1%に上昇する見通しだ。
同社はまた革新的な製品を生み出すための開発研究や設備投資に意欲的で、内部留保とのバランスを取りながら株主還元を行っている。中期計画の最終年度である2021年3月期の目標が70円であることを踏まえると、当面は5円増配を続く見通しだ。
なお、設備投資については、年間で2,500百万円程度を見込んでいるが、海外の売上増加に対応するために、海外の工場に関して設備投資のペースを早めることも検討している。
■情報セキュリティへの対策について
ランサムウェアを含むコンピューターウィルスがますます悪質かつ巧妙化している環境を考慮し、ネットワーク、サーバー、パソコンの各所に常に最新のウィルスチェックソフトを配備、それ以外にも未知の脅威を事前にキャッチするツールなど、多層防御体制を敷いている。加えて、外部専門機関による24時間監視体制で異常を検知・防御できる体制を取っている。また同社は顧客向けのプロモーションを積極的に行っており、個人情報も多く取扱っている。そのため、情報管理について社員教育を徹底する一方、社内ではリスク管理委員会を立ち上げ、情報漏えいの防止に努めている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也)
<YM>
グローブライド<7990>の2018年3月期の年間配当金は、1株当たり55円で、2019年3月期は60円と年間で5円増配となった。配当性向は、2017年3月期から順に26.3%、25.3%、23.3%と安定的に実施している。2020年3月期は65円配当を予想しており、配当性向は計画通りの実施となれば、31.1%に上昇する見通しだ。
同社はまた革新的な製品を生み出すための開発研究や設備投資に意欲的で、内部留保とのバランスを取りながら株主還元を行っている。中期計画の最終年度である2021年3月期の目標が70円であることを踏まえると、当面は5円増配を続く見通しだ。
なお、設備投資については、年間で2,500百万円程度を見込んでいるが、海外の売上増加に対応するために、海外の工場に関して設備投資のペースを早めることも検討している。
■情報セキュリティへの対策について
ランサムウェアを含むコンピューターウィルスがますます悪質かつ巧妙化している環境を考慮し、ネットワーク、サーバー、パソコンの各所に常に最新のウィルスチェックソフトを配備、それ以外にも未知の脅威を事前にキャッチするツールなど、多層防御体制を敷いている。加えて、外部専門機関による24時間監視体制で異常を検知・防御できる体制を取っている。また同社は顧客向けのプロモーションを積極的に行っており、個人情報も多く取扱っている。そのため、情報管理について社員教育を徹底する一方、社内ではリスク管理委員会を立ち上げ、情報漏えいの防止に努めている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也)
<YM>