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オプティム---1Q売上高11.71億円、計画通り順調に進捗

注目トピックス 日本株
オプティム<3694>は14日、2020年3月期第1四半期(19年4月-6月)決算を発表した。売上高が11.71億円、営業損失が1.89億円、経常損失が1.90億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.50億円となった。2020年3月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載していない。

売上高は、計画通り順調に進捗している。売上構造が下期偏重になっていること、売上の中心である既存ビジネスのライセンス数も順調に積み上がっていることから、通期の連結業績予想は達成できる見込み。利益も同様とし、第1四半期の進捗状況が連結業績予想へ与える影響はないとしている。

IoTプラットフォームサービスについて、「Optimal Biz」は、順調にライセンス数を増やしており、各調査機関のレポートでも引き続き市場シェアNo.1を維持している。同社の集計では18万社以上の会社で「Optimal Biz」が利用されている(2019年6月25日時点)。AI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」を活用したサービス提供ならびに、各業界における活動は順調に進んでおり、AI画像解析技術で各業界特有の課題解決を実現するパッケージサービス「OPTiM AI Camera」の導入が様々な産業において開始されている。医療分野では医療画像診断支援AI統合オープンプラットフォーム「AMIAS」の提供開始や「眼底画像診断支援システムOPTiM Doctor Eye」が医療機器プログラムとしての認証を取得した。農業分野は、京成上野駅における「スマート玄米」の販売や、無添加・無着色・カフェインゼロのお茶「香ばし大豆茶」、「香ばし黒豆茶」の販売をAmazonにて開始している。

リモートマネジメントサービスについて、従来のOptimal Remoteやプレミアムリモートサポートサービスに加え、遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」や現場管理支援サービス「Smart Field」などの、スマートグラスを用いたサービスやソリューションについてもライセンス数が堅調に推移している。

サポートサービスについて、パソコン市場の成長性が鈍化しており、売上高は減少傾向にある。しかし、MVNO市場においても自動化やサポート効率化のニーズは強く、引き続きサービスの拡大を進めている。

その他サービスについて、「パソコンソフト使い放題」、「ビジネスソフト使い放題(パソコンソフト使い放題の法人向けサービス)」ともに、既存の販売パートナーによる販売が堅調に進んでいる。人気雑誌読み放題サービス「タブホ」は、通常の販売だけではなく、法人向けサービスとなる「タブホスポット」の販売についても好調に推移している。

2020年3月通期の業績予想については、売上高が65.63億円、営業利益が0.01億円〜13.13億円、経常利益が0.01億円〜13.13億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0億円〜8.14億円とする期初計画を据え置いている。



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