アトラエ Research Memo(7):潜在市場大きい組織改善ツール「wevox」。鍵は「ユーザー回答データの蓄積」
[19/12/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■アトラエ<6194>の中長期の成長戦略
2020年9月期に大きな飛躍が期待できるのが、「wevox」である。
「wevox」は単なる“従業員アンケートシステム”ではない。アンケートの質問項目、集計システムなどは他社でも、あるいは顧客企業内でも同様のものを実現しようとすれば難しくはない。真の価値は「ユーザー回答データの蓄積」にある。膨大な回答履歴と属性情報、その他のデータを組み合わせて解析することで、組織の課題がより明確になり、より事前に手を打てる。2019年11月の時点で回答データの蓄積は11百万件を超えており、利用価値が十分高まっている。
データ解析に関しては様々な機能を提供しており、データに基づく効果的な組織改善を可能にしている。一例を挙げると、同社はエンゲージメントの9因子(理念、戦略、仲間、個人成長、達成感など)を「影響度」と「スコア」の2軸で可視化するツールを提供している。このツールにより、「影響度」が高く、「スコア」が低い因子の改善に優先的に取り組むことができる。なお、同社は解決策に関しては、他社事例の紹介を積極的に行っており、人的リソースの必要なコンサルティングなどは行っていない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<SF>
2020年9月期に大きな飛躍が期待できるのが、「wevox」である。
「wevox」は単なる“従業員アンケートシステム”ではない。アンケートの質問項目、集計システムなどは他社でも、あるいは顧客企業内でも同様のものを実現しようとすれば難しくはない。真の価値は「ユーザー回答データの蓄積」にある。膨大な回答履歴と属性情報、その他のデータを組み合わせて解析することで、組織の課題がより明確になり、より事前に手を打てる。2019年11月の時点で回答データの蓄積は11百万件を超えており、利用価値が十分高まっている。
データ解析に関しては様々な機能を提供しており、データに基づく効果的な組織改善を可能にしている。一例を挙げると、同社はエンゲージメントの9因子(理念、戦略、仲間、個人成長、達成感など)を「影響度」と「スコア」の2軸で可視化するツールを提供している。このツールにより、「影響度」が高く、「スコア」が低い因子の改善に優先的に取り組むことができる。なお、同社は解決策に関しては、他社事例の紹介を積極的に行っており、人的リソースの必要なコンサルティングなどは行っていない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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