C&GSYS Research Memo(5):2021年12月期は先行き不透明で営業利益は前期比横ばいを予想
[21/03/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
C&Gシステムズ<6633>は、現時点で2021年12月期業績について、売上高3,757百万円(前期比2.0%増)、営業利益193百万円(同0.8%増)、経常利益217百万円(同40.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益119百万円(同98.3%増)を見込んでいる。依然として先行きは不透明であることから、営業利益は横ばいを予想している。前期に計上した投資有価証券評価損が消失するとの前提で、経常利益以下は前期比で高い伸び率となっているが金額は少ない。
セグメント別では、CAD/CAMシステム等事業の売上高は3,296百万円(前期比5.4%増)を見込んでいる。上期は国内外ともにコロナの影響は継続、下期に回復傾向となることを想定して、2020年12月期に種まきした各基本戦略を推進する。施策としては、製品プロモーションでのSNS活用、非対面・オンラインでの営業活動等を強化するとともに、アセアン圏での技術代理店の拡充及び地域完結型事業モデル構築を推進し、研究開発部門の体制を強化する。
金型製造事業では、コロナの影響が表面化する可能性があり、売上高は461百万円(前期比17.2%減)と減収を見込んでいる。施策としては、顧客および外注先とのオンラインコミュニケーションを充実させ、協力体制を強化する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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C&Gシステムズ<6633>は、現時点で2021年12月期業績について、売上高3,757百万円(前期比2.0%増)、営業利益193百万円(同0.8%増)、経常利益217百万円(同40.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益119百万円(同98.3%増)を見込んでいる。依然として先行きは不透明であることから、営業利益は横ばいを予想している。前期に計上した投資有価証券評価損が消失するとの前提で、経常利益以下は前期比で高い伸び率となっているが金額は少ない。
セグメント別では、CAD/CAMシステム等事業の売上高は3,296百万円(前期比5.4%増)を見込んでいる。上期は国内外ともにコロナの影響は継続、下期に回復傾向となることを想定して、2020年12月期に種まきした各基本戦略を推進する。施策としては、製品プロモーションでのSNS活用、非対面・オンラインでの営業活動等を強化するとともに、アセアン圏での技術代理店の拡充及び地域完結型事業モデル構築を推進し、研究開発部門の体制を強化する。
金型製造事業では、コロナの影響が表面化する可能性があり、売上高は461百万円(前期比17.2%減)と減収を見込んでいる。施策としては、顧客および外注先とのオンラインコミュニケーションを充実させ、協力体制を強化する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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