システム ディ Research Memo(7):自己資本比率は目標となる60%以上をキープし、財務内容は良好
[21/07/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
システム ディ<3804>の2021年10月期第2四半期末の資産合計は、前期末比348百万円減少の4,227百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は現金及び預金が208百万円減少したほか、受取手形、売掛金及び契約資産が210百万円減少した。また、固定資産はパッケージソフトのバージョンアップ等によりソフトウエア(仮勘定含む)が81百万円増加した一方で、のれんが10百万円減少した。
負債合計は前期末比227百万円減少の1,366百万円となった。主な増減要因を見ると、前受収益が221百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が140百万円、未払法人税等が96百万円、有利子負債が65百万円それぞれ減少した。また、純資産合計は前期末比121百万円減少の2,861百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益を334百万円計上した一方で、社外流出として自己株式の取得143百万円、配当金の支払額87百万円を計上したほか、新収益認識基準の適用により利益剰余金の期首残高が221百万円減少したことが変動要因となっている。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率が前期末の65.2%から67.7%に上昇し、逆に有利子負債比率が5.0%から2.9%に低下しており、財務内容は良好な状態にあると判断される。有利子負債残高も83百万円まで減少しており、実質無借金経営となっている。なお、自己資本比率については従前より60%以上をKPIとして掲げており、今後も同水準を維持向上していく見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<NB>
3. 財務状況と経営指標
システム ディ<3804>の2021年10月期第2四半期末の資産合計は、前期末比348百万円減少の4,227百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は現金及び預金が208百万円減少したほか、受取手形、売掛金及び契約資産が210百万円減少した。また、固定資産はパッケージソフトのバージョンアップ等によりソフトウエア(仮勘定含む)が81百万円増加した一方で、のれんが10百万円減少した。
負債合計は前期末比227百万円減少の1,366百万円となった。主な増減要因を見ると、前受収益が221百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が140百万円、未払法人税等が96百万円、有利子負債が65百万円それぞれ減少した。また、純資産合計は前期末比121百万円減少の2,861百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益を334百万円計上した一方で、社外流出として自己株式の取得143百万円、配当金の支払額87百万円を計上したほか、新収益認識基準の適用により利益剰余金の期首残高が221百万円減少したことが変動要因となっている。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率が前期末の65.2%から67.7%に上昇し、逆に有利子負債比率が5.0%から2.9%に低下しており、財務内容は良好な状態にあると判断される。有利子負債残高も83百万円まで減少しており、実質無借金経営となっている。なお、自己資本比率については従前より60%以上をKPIとして掲げており、今後も同水準を維持向上していく見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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