MSOL Research Memo(12):フリーキャッシュ・フローをベースに安定的かつ継続的な配当を実施していく方針
[24/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*15:42JST MSOL Research Memo(12):フリーキャッシュ・フローをベースに安定的かつ継続的な配当を実施していく方針
■株主還元
マネジメントソリューションズ<7033>は2022年10月期より株主配当を開始し、2023年10月期の1株当たり配当金は収益の順調な拡大と財務体質の強化が進んだことから、前期比16.0円増配の18.0円を実施した。2024年12月期も前期と同額の18.0円を予定している。配当方針としては営業活動で得られるキャッシュから投資資金を差し引いた余剰資金(フリーキャッシュ・フロー)を原資とし、安定かつ継続的な配当を実施していく意向となっている。2023年10月期は約3億円の配当金支出となるが、考え方としては営業利益2,207百万円から法人税などの支払607百万円、及び2024年12月期の運転資金などの支出(消費税支払含む)1,000百万円、オフィス拡張のための投資300百万円を差し引いて残った余剰資金300百万円を配当原資として充当する。2024年12月期は大きな投資需要が無いため会社計画通りに業績が伸長すれば、財務基盤はさらに拡充されるものと予想される。成長戦略としてM&Aも視野に入れていることから、増配については投資資金需要や手元キャッシュの状況、収益動向などを総合的に判断して決定していくものと考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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■株主還元
マネジメントソリューションズ<7033>は2022年10月期より株主配当を開始し、2023年10月期の1株当たり配当金は収益の順調な拡大と財務体質の強化が進んだことから、前期比16.0円増配の18.0円を実施した。2024年12月期も前期と同額の18.0円を予定している。配当方針としては営業活動で得られるキャッシュから投資資金を差し引いた余剰資金(フリーキャッシュ・フロー)を原資とし、安定かつ継続的な配当を実施していく意向となっている。2023年10月期は約3億円の配当金支出となるが、考え方としては営業利益2,207百万円から法人税などの支払607百万円、及び2024年12月期の運転資金などの支出(消費税支払含む)1,000百万円、オフィス拡張のための投資300百万円を差し引いて残った余剰資金300百万円を配当原資として充当する。2024年12月期は大きな投資需要が無いため会社計画通りに業績が伸長すれば、財務基盤はさらに拡充されるものと予想される。成長戦略としてM&Aも視野に入れていることから、増配については投資資金需要や手元キャッシュの状況、収益動向などを総合的に判断して決定していくものと考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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