インテリックス Research Memo(4):2024年5月期第2四半期は2ケタ増収、営業利益も会社計画を上回る増益
[24/02/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*17:04JST インテリックス Research Memo(4):2024年5月期第2四半期は2ケタ増収、営業利益も会社計画を上回る増益
■業績動向
1. 2024年5月期第2四半期累計の業績概要
インテリックス<8940>の2024年5月期第2四半期累計の連結業績は売上高で前年同期比26.5%増の22,670百万円、営業利益で同26.8%増の239百万円、経常利益で104百万円(前年同期は13百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益で72百万円(同30百万円の損失)となった。
売上高はリノベーション事業分野で同22.9%増、ソリューション事業分野で同59.7%増といずれも2ケタ増収となった。売上総利益はソリューション事業が同95.3%増と大幅増益となった一方で、物件売却を優先したことによりリノベーション事業分野が同11.5%減となり、合計で同5.8%増の2,811百万円(販売用不動産評価損118百万円を計上)、売上総利益率で同2.4ポイント低下の12.4%となったが、直販体制の強化やDXによる業務効率化を推進するなど販管費を同4.2%増の2,571百万円と若干増に抑制したことで、営業利益率は前年同期並みの1.1%となった。営業外収支も補助金収入の増加や融資関連の支払手数料の減少等により、前年同期比67百万円改善し、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は2年ぶりに黒字転換した。
会社計画比で見ると、売上高は主力事業のリノヴェックスマンション販売の平均販売価格が2,856万円と想定価格(2,748万円)を上回ったことにより、リノベーション事業分野が期初計画を上回ったものの、第2四半期に計画していたリースバック事業における不動産の信託受益権の譲渡(譲渡価格1,844百万円)が第3四半期にずれ込んだ影響により、計画を6.9%下回った。一方、利益面では売上総利益でほぼ計画水準を確保したほか、販管費を計画から6.7%抑制できたことにより、各利益段階で計画を超過した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SI>
■業績動向
1. 2024年5月期第2四半期累計の業績概要
インテリックス<8940>の2024年5月期第2四半期累計の連結業績は売上高で前年同期比26.5%増の22,670百万円、営業利益で同26.8%増の239百万円、経常利益で104百万円(前年同期は13百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益で72百万円(同30百万円の損失)となった。
売上高はリノベーション事業分野で同22.9%増、ソリューション事業分野で同59.7%増といずれも2ケタ増収となった。売上総利益はソリューション事業が同95.3%増と大幅増益となった一方で、物件売却を優先したことによりリノベーション事業分野が同11.5%減となり、合計で同5.8%増の2,811百万円(販売用不動産評価損118百万円を計上)、売上総利益率で同2.4ポイント低下の12.4%となったが、直販体制の強化やDXによる業務効率化を推進するなど販管費を同4.2%増の2,571百万円と若干増に抑制したことで、営業利益率は前年同期並みの1.1%となった。営業外収支も補助金収入の増加や融資関連の支払手数料の減少等により、前年同期比67百万円改善し、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は2年ぶりに黒字転換した。
会社計画比で見ると、売上高は主力事業のリノヴェックスマンション販売の平均販売価格が2,856万円と想定価格(2,748万円)を上回ったことにより、リノベーション事業分野が期初計画を上回ったものの、第2四半期に計画していたリースバック事業における不動産の信託受益権の譲渡(譲渡価格1,844百万円)が第3四半期にずれ込んだ影響により、計画を6.9%下回った。一方、利益面では売上総利益でほぼ計画水準を確保したほか、販管費を計画から6.7%抑制できたことにより、各利益段階で計画を超過した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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