(中国)不動産開発会社の増資再開へ、資金繰りの改善に期待
[14/03/20]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
中国本土市場では、2010年からほぼ凍結されていた不動産開発会社のエクイティファイナンスが再開される。中国証券監督管理委員会(証監会)はこのほど、中茵股フン(600745/CH)と天保基建(000965/CH)の第三者割当増資計画を承認した。
中国当局は不動産引き締めの一環として、2010年から不動産開発会社のエクイティファイナンスを一時凍結していた。専門家は今回の増資再開について、政策の重点が「不動産価格の上昇を抑制すること」から「システミックリスクを防ぐこと」に移行していると指摘した。
中国では先ごろ、浙江省のデベロッパー、浙江興潤置業投資がデフォルトに陥ったと報じられたばかり。興潤置業は、地価の急落や不動産引き締めの低迷などにより、経営が悪化したとみられている。増資の再開は、上場デベロッパーの資金繰り改善につながると期待されている。
<NT>
中国当局は不動産引き締めの一環として、2010年から不動産開発会社のエクイティファイナンスを一時凍結していた。専門家は今回の増資再開について、政策の重点が「不動産価格の上昇を抑制すること」から「システミックリスクを防ぐこと」に移行していると指摘した。
中国では先ごろ、浙江省のデベロッパー、浙江興潤置業投資がデフォルトに陥ったと報じられたばかり。興潤置業は、地価の急落や不動産引き締めの低迷などにより、経営が悪化したとみられている。増資の再開は、上場デベロッパーの資金繰り改善につながると期待されている。
<NT>