米国株式相場 上昇、FOMCへの楽観的な見方広がる
[14/09/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は100.83ドル高の17131.97、ナスダックは33.86ポイント高の4552.76で取引を終了した。明日のFOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表を見極めたいとの思惑から小動きで始まったものの、WSJ紙などが、多くの投資家や市場関係者が予想するよりも利上げに慎重な姿勢を示す可能性を報じたことで、上昇に転じる展開となった。ダウ平均は一時日中最高値を上回る場面もあったが、引けにかけて上げ幅をやや縮小した。セクター別では、半導体・半導体製造装置や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で自動車・自動車部品やテクノロジー・ハード・機器が下落した。
カジノホテル運営のウィン・リゾーツ(WYNN)は、マカオでのカジノ収入減少への懸念で下落。携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は中国での新型iPhoneの発売が来年に延期される可能性が報じられ軟調推移となった。一方で医療保険のヒューマナ(HUM)は20億ドルの自社株買いを発表して上昇。昨日アリババ・グループ上場に絡んだ換金売りで下落したと思われる、フェイスブック(FB)やツイッター(TWTR)なども相次ぎ反発した。
マーケット終了後にソフトウェアのアドビシステムズ(ADBE)が発表した決算は売上高が予想を僅かに下回り、時間外取引で下落して推移している。
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