米国株式相場は まちまち、過去最多高値更新後の利益確定広がる
[14/11/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は24.28ドル安の17366.24、ナスダックは8.17ポイント高の4638.91で取引を終了した。前週に日銀の追加緩和をきっかけに過去最高値を更新したことから、利益確定の売りが散見され、朝方から小動きで始まった。10月ISM製造業景況指数が予想を上回ったことが好感されたものの、原油価格の下落がおもしとなり、また今週予定されている決算発表や主要経済指標の結果を見極めたいとの思惑から、終日揉み合う展開となった。セクター別では、不動産やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方でエネルギーや素材が下落した。
医薬品既発受託のコバンス(CVD)は、医療検査機関大手のラボラトリー・コープ(LH)による買収提案に合意し急騰。携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、大規模な社債発行を準備中との報道を受け上昇。一方で自動車のゼネラル・モータース(GM)は10月の自動車販売台数が予想を大きく下回ったことで下落した。
マーケット終了後に通信大手でソフトバンク傘下のスプリント(S)が発表した7−9月期決算は、売上高及び利益とも予想を下回り、時間外取引で下落して推移している。
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