概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は続伸、外国人投資家の買い継続が支援材料
[18/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 79866.10 +0.58%
27日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比460.76ポイント高(+0.58%)の79866.10で取引を終えた。79405.45から80250.92まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。鉄鋼や鉄鉱石など資源セクターの上昇が指数をサポート。中国での金融緩和や景気対策の発表観測などを受け、資源需要が拡大するとの観測が好感された。また、欧州市場が堅調だったことも支援材料。ほかに、通貨レアルがこの日、米ドルに対して上昇したことがブラジル株の買い安心感を与えた。
【ロシア】MICEX指数 2292.72 -0.02%
27日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比0.35ポイント安(-0.02%)の2292.72で取引を終了した。2275.23から2298.07まで上昇した。
不安定な展開が続いた後は前日の終値近辺まで回復した。米国がロシアに対し、経済制裁を追加するとの懸念がくすぶっていることが足かせに。また、利下げが見送られたことも圧迫材料となった。ロシア中央銀行は27日、政策金利を7.25%に据え置くと発表。短期的なインフレ上昇懸念が利下げの見送り理由として挙げられた。一方、通貨ルーブルが米ドルに対して上昇したことが好感された。
【インド】SENSEX指数 37336.85 +0.95%
27日のインドSENSEX指数は続伸。前日比352.21ポイント高(+0.95%)の37336.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同111.05ポイント高(+0.99%)の11278.35で取引を終えた。
高く寄り付いた後も高値圏で推移した。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日までに2日連続の買い越しとなった。また、政府が耐久消費財の輸入関税の引き上げを検討しているとの報道も、関連セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 2873.59 -0.30%
27日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.63ポイント安(-0.30%)の2873.59ポイントと3日続落した。
貿易戦争の警戒感がくすぶる状況。米中首脳が貿易問題で互いにけん制する発言を繰り返すなか、双方の通商交渉は難航すると不安視された。人民元安の進行も逆風。上海外国為替市場ではこの日、人民元安の動きが再び加速し、約1年1カ月ぶりの水準で推移している。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日ぶりに元安方向で設定した。
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27日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比460.76ポイント高(+0.58%)の79866.10で取引を終えた。79405.45から80250.92まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。鉄鋼や鉄鉱石など資源セクターの上昇が指数をサポート。中国での金融緩和や景気対策の発表観測などを受け、資源需要が拡大するとの観測が好感された。また、欧州市場が堅調だったことも支援材料。ほかに、通貨レアルがこの日、米ドルに対して上昇したことがブラジル株の買い安心感を与えた。
【ロシア】MICEX指数 2292.72 -0.02%
27日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比0.35ポイント安(-0.02%)の2292.72で取引を終了した。2275.23から2298.07まで上昇した。
不安定な展開が続いた後は前日の終値近辺まで回復した。米国がロシアに対し、経済制裁を追加するとの懸念がくすぶっていることが足かせに。また、利下げが見送られたことも圧迫材料となった。ロシア中央銀行は27日、政策金利を7.25%に据え置くと発表。短期的なインフレ上昇懸念が利下げの見送り理由として挙げられた。一方、通貨ルーブルが米ドルに対して上昇したことが好感された。
【インド】SENSEX指数 37336.85 +0.95%
27日のインドSENSEX指数は続伸。前日比352.21ポイント高(+0.95%)の37336.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同111.05ポイント高(+0.99%)の11278.35で取引を終えた。
高く寄り付いた後も高値圏で推移した。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日までに2日連続の買い越しとなった。また、政府が耐久消費財の輸入関税の引き上げを検討しているとの報道も、関連セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 2873.59 -0.30%
27日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.63ポイント安(-0.30%)の2873.59ポイントと3日続落した。
貿易戦争の警戒感がくすぶる状況。米中首脳が貿易問題で互いにけん制する発言を繰り返すなか、双方の通商交渉は難航すると不安視された。人民元安の進行も逆風。上海外国為替市場ではこの日、人民元安の動きが再び加速し、約1年1カ月ぶりの水準で推移している。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日ぶりに元安方向で設定した。
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