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<イベントレポート>7割が不安を持つ“人生100年時代”が到来!お金のこと、しっかり考えられていますか? 未来のために今日から出来る 「投資のいろは」を、豪華有識者5名が熱く講義!

「FROGGY LIVE - あなたのお金をカエル授業 -」開催-講義のオンライン版、4月17日(月)より公式YouTubeチャンネルで公開予定-

 SMBC日興証券株式会社(本店:東京都千代田区、代表取締役社長:清水 喜彦)は、投資情報サービス 「FROGGY(フロッギー)」主催の実践的投資イベント「FROGGY LIVE -あなたのお金をカエル授業-」を、2017年3月22日(水)に、IDOL(東京都港区南青山 5-11-9 レキシントン青山ビル B1F)で開催しました。




 第一回目の今回は、「FROGGY」の人気コンテンツ「金子金子(かねこきんこ)の家計簿」を執筆するマンガ家・かっぴー氏をはじめ、家計再生コンサルタントとして注目を集める横山 光昭氏や、独自の哲学で勝ち続けてきたファンドマネージャーのレオス・キャピタルワークス 藤野 英人氏など、豪華な5名の有識者が集結。約100名の来場者に、それぞれの専門領域を活かした様々な切り口から、「お金と向き合う」ことを後押しする”お金の授業”を展開しました。

 冒頭では「お金について考える人を増やすには」と題し、マンガ家 かっぴー氏、FROGGYクリエイティブディレクター 大八木 翼氏、そして本プロジェクトの責任者であるSMBC日興証券ダイレクトチャネル事業部 吉岡 伸輔が登壇し、オープニングセッションを行いました。セッションでは、SMBC日興証券が実施した「“人生100 年時代”のお金についての意識調査」(2017年3月23日発表)より、7割近くの方が自分の資産形成プランがなく(65.8%)、お金に関することに自信がない(67.7%)などの日本人が持つ“お金への苦手意識”を紹介し、議論を展開しました。SMBC日興証券吉岡は、「FROGGYやFROGGY LIVEを通じて“たくさんのお金がなくても投資を始めることができる”ということを知っていただき、将来の不安や悩みを少しでも解消してほしい」と、来場者にメッセージを発しました。

 なお、当日の講義は「FROGGY(フロッギー)お金の常識をカエル。公式YouTubeチャンネル」で2017年4月17日(月)より公開予定です。また「FROGGY」は引き続き、「FROGGY LIVE - あなたのお金をカエル授業 -」の継続的な開催を予定しています。

 今後もSMBC日興証券は、「FROGGY」をはじめとする様々な取り組みを通じて、お金について正しい知識を得る環境作りに努めてまいります。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/24404/table/3_1.jpg ]



[画像1: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-551544-13.jpg ]


【イベントレポート】
Opening 「お金について考える人を増やすには」
登壇者:マンガ家 かっぴー、FROGGYクリエイティブディレクター大八木 翼、
    SMBC日興証券 ダイレクトチャネル事業部 吉岡 伸輔
 オープニングセッションでは、日本人が持つ“お金への苦手意識”を紐解きながら、かつてない長寿社会と言われる「人生100年時代」に必要な資金や、FROGGYが提案する“お金との向き合い方”などについて、マンガ家 かっぴー氏、FROGGYクリエイティブディレクター 大八木 翼氏、SMBC日興証券 吉岡 伸輔の3名でディスカッションを行いました。

■日本人が持つ“お金への苦手意識”と、相反する“将来への不安感”――。
 お金について正しい知識をもつ人を1人でも増やすために、FROGGYが出来ること
 セッション冒頭、かつてない長寿社会と言われる「人生100年時代」の老後に必要な資金額として、夫婦で1億円※1というシミュレーションデータが発表され、ゲストや会場からは驚きの声が上がりました。また、人生100年時代の老後資金について「7割(67.2%)が不安視している」一方で、「将来投資をやってみたい人は2割(22.7%)」という調査結果※2から、“老後資金は気になるものの、投資には非積極的”という日本人が持つ“お金への苦手意識”が指摘され、様々な意見が飛び交いました。


[画像2: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-900712-5.jpg ]

 かっぴー氏は、FROGGYで連載中の漫画「金子金子(かねこきんこ)の家計簿」のストーリーを引き合いにながら、「僕も今のままでは投資をおそらく、自力では始められないですね。電車も乗り間違えるので、投資も乗り間違えそうな気がします。」と、投資を始めるのに抵抗があるという本音を紹介。そして、「まずは、『金子金子(かねこきんこ)の家計簿』にある銘柄に注目するなど、身近な応援したい企業の株を買ってみるというのも1つの選択肢になるのでは」と来場者に提案しました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-294384-3.jpg ]


 大八木氏は、「投資というものは、本当に好きな会社や本当に応援したい会社にお金を入れて、それが将来的には自分の富になるというもの」と説き、「難しいものを難しい顔した人が難しくやっている投資の世界というものを、もう少しやわらかく簡単に、とっつきやすくしたい」とFROGGY立ち上げの想いを語りました。


[画像4: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-413698-4.jpg ]

 2人の考えを受け、FROGGYのプロジェクトオーナーであるSMBC日興証券吉岡からは、「日本では、“お金のことを考えることは、かっこ悪いこと”と思われがち。しかし、FROGGYの由来である“カエル(フロッグ)”にもあるように、本来大切なお金の考え方を変えて、正しい知識をもってお金に向き合える方を増やしていきたい。それがFROGGYの願い」と、熱く語り、「FROGGY LIVE –あなたのお金をカエル授業–」が幕を開けました。


※1 夫60歳、妻55歳の夫婦世帯の1ヵ月の生活費を約27.6万円*1、妻一人の1ヵ月の生活費を約15.6万円*2、夫婦二人の期間を24年、妻一人の期間を13年*3と想定し、SMBC日興証券がシミュレーション。
*1 総務省「2015年家計調査年報 高齢夫婦無職世帯の家計収支」
*2 総務省「2015年家計調査年報 高齢単身無職世帯の家計収支」
*3 厚生労働省「2015年簡易生命表の概況」男性60歳の平均余命は23.55年、女性79歳(夫の死亡)時の平均余命は12.54年
※2 「“人生100年時代のお金についての意識調査」(SMBC日興証券「FROGGY」調べ、2017年3月23日発表)

Session1 「今日からコツコツ資産形成をはじめよう!」
登壇者:LIFE MAP,LLC代表/ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川 美奈子
 “老後貧乏” “老後破産” “下流老人”など物騒な言葉が多く飛び交う現代、お金に困らない老後を送るためには今から何が出来るのか。現役世代の人たちが日常生活を送りながら今日からすぐに実践できる、資産形成の5つのポイントを解説しました。

■今日が“人生で一番若い日”。
 人生の一部として、仕事(キャリア)と同じように、お金も今日から“マネジメント”しよう

[画像5: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-910812-1.jpg ]


 竹川氏は「老後貧乏、老後破産、下流老人など、将来を不安視する言葉をよく耳にします。不安不安とそればかりを煽る風潮が、私は嫌いです。」と鋭く切り込みながら、「キャリアや人生設計はマネジメントをするのに、お金だけはマネジメントできない・しないというのはおかしいと思いませんか?」と会場に投げかけ、人生の一部として “お金をマネジメントする”考え方を提案しました。

 さらに、現役世代の人が日常生活を送りながら実践できる資産形成法として、1.お金は3ステップで考える、2.投資のポケットを加える、3.継続しやすいシステムをつくる、4.有利な制度は積極的に活用する、5.記録し定点観測する、という5つのポイントを分かりやすく解説しました。

 竹川氏は、「人的資本は、歳をとるほど減っていくもの。今日が“人生で一番若い日”と考えて、いつかいつかというサイクルから抜け出し、投資を始めてはいかがでしょうか。」と、“今日から始める”ことの重要性を説き、参加者を鼓舞しました。

Session2 「消・浪・投で考えるらくらく投資生活」
登壇者:家計再生コンサルタント/ファイナンシャルプランナー 横山 光昭
 ムダな支出をおさえ強い家計をつくるためのオリジナルフレーム「消・浪・投」を、自身の家庭のお金事情を紹介しながら、わかりやすく解説しました。

■“将来”ばかりでなく“今”を正しく見据えたマネープランニングを。
 「消費」「浪費」「投資」の分類で、自分の“心地よい”お金の価値観を把握することから始めよう

[画像6: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-187222-2.jpg ]


 横山氏は、お金に対する意識について「教育費にいくらかかるなどの知識が先行し、“将来”ばかりに目がいきがち」と指摘し、「将来将来と不安に思ってばかりいるのではなく、自分の場合はどれくらい必要なのかを把握することが大事。そのために、“今の家計”と向き合うことがなにより重要。」と提示しました。
“今の家計”と正しく向き合うための実践的手段としては、お金の使い方を金額ではなく“3つの価値”(「消費」「浪費」「投資」)で把握するオリジナルフレームを解説しました。さらに横山家で実践している仕組みとして、3つの分類ボックスを冷蔵庫に貼り付けておき、レシートを分けて入れるだけの「かんたん レシート管理法」を紹介し、簡単な仕組みを生活に採り入れることを提案しました。

 また、子ども6人と実践しているという「月に1度のお金会議」についてユーモアを交えて紹介し、「(大人も子どもも)分かる所からまずは始めてみる。やってみて振り返るというサイクルを回していくと、投資も家計もだんだん強くなる。」と、お金を考える最初の一歩を踏み出すことの重要性を説き、なごやかなムードで幕を閉じました。

Session3 「投資とは社会への知的でオシャレな貢献である」
登壇者:レオス・キャピタルワークス 代表取締役社長・最高投資責任者 藤野 英人
 「投資」という行為は、日本の未来に貢献する“知的でオシャレな社会貢献”そのものである――。「投資=ダーティー」「金儲け=悪」というお金に対するネガティブなイメージから生まれる負のスパイラルを抜け出し、日本全体が元気になるための手段としての“投資の本質”を徹底解説。

■投資とは、“日本の明るい未来”に貢献できる実践的手段。
 目の前の人に「ありがとう」を伝え、ポジティブに社会を回していこう

[画像7: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-480543-0.jpg ]


 ファンドマネージャーとして日々日本人の“お金”を見つめてきた藤野氏は、タンス預金が100兆円を超えた事などを例に挙げながら日本人の「現金主義」を指摘しました。さらに“投資は必要ないし、知識を身につけたくもない”という日本人の「積極的無知」の実態に言及し、その根深い要因として「労働嫌い・会社嫌い・投資嫌い」という“負のスパイラル”を問題提起しました。
 また、過去10年間で株価が上昇した銘柄の96%が中小型株・超小型株であることなどから、「大きな会社だから安全というわけではない」とも提言。投資を“日本の未来を変えるための社会貢献の手段”として捉え、「大小問わず良い企業に積極的に投資し社会貢献をしていくことで、
未来を明るくしていこう」と熱く提案しました。

 さらに、今すぐに始められる投資として、「目の前の人に“ありがとう”を伝える」ことを挙げ、「投資とは、エネルギー(情熱や行動、お金など)を投入して未来からお返しをいただくこと。ありがとうという言葉ももちろんその一部。あなたも、自分の人生をかけて“社会に投資”している投資家(ファンドマネージャー)です。」と説き、講義を締めくく


りました。

Session4 「行動経済学が明かす、投資家が気をつけたい5つの落とし穴」
登壇者:明治大学情報コミュニケーション学部教授 友野 典男
 感情、直感、記憶などの「心のはたらき」を読み解く行動経済学的視点から、「損切りできない」「自分に有利そうな情報ばかり目に入ってしまう」といった投資家の心理を徹底的に解説しました。

■直感や感情は間違いやすく、理性は怠け者で消耗しやすい――。
「心のはたらき」から読み解く、投資の“落とし穴”とその回避法

[画像8: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-274737-8.jpg ]


 友野氏は、「直感や感情は間違いやすく、理性は怠け者で消耗しやすい」という行動経済学の基礎を紹介しながら、投資家が気をつけたい“心理的落とし穴”として、5つのテーマ「損失回避性」「メンタル・アカウンティング」「確証バイアス」「ハロー効果」「自信過剰」を紹介しました。

 中でも「自信過剰」については、「過去の投資が成功すると、(その成功にすがって)自信過剰になる」と、投資家がよく陥りがちな心理状態を鋭く指摘し、投資において感情に流されることの危険性を語りました。

 さらにこの5つの“落とし穴”に落ちることを防ぐ手段として、1.どんな落とし穴があるかを知ること、2.記録をつけ読み返すこと、3.ルールを作ってそれに従うこと、4.長期的な視点で考えることの4つの考え方を提案。「自分の考えの流れやルールを確認しておき、直感や感情に振り回されずに長期的に取り組む姿勢を持ち、充実した投資生活を楽しんで下さい」と語り、講義を締めくくりました。

Session5 「明日からできる!会社四季報の歩き方」
登壇者:複眼経済観測所 代表取締役所長 渡部 清二
 会社四季報を「辞書」ではなく「未来を読み解くための読み物」として捉えてみる――。おもしろ銘柄と出会う方法から、お宝銘柄を見極める目まで、分厚い会社四季報を読み解く目からウロコのヒントを様々な切り口で紹介しました。

■会社四季報からは“未来が見える”!
 会社四季報に散らばる“キラリと光る一言”を見抜いて「世界の流れ」を読む、会社四季報の歩き方!

[画像9: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-450162-6.jpg ]


 渡部氏は会社四季報について、その歴史や、世界経済の読み方、お宝銘柄の見つけ方など、普段は知る機会の少ない様々な切り口を紹介しました。

 また、会社四季報読破の醍醐味として、「企業を知る」「歴史を知る」「今を知る」「未来を知る」の4つの切り口を紹介。中でも「未来を知る」事については、「会社四季報を読んでいると、連想、連想、連想、連想、と情報がつながって、“妄想”になる。妄想が、未来を知る(予見する)ことに繋がる。そんな妄想のきっかけとなる情報が会社四季報には詰まっている」と、熱く語りました。

 最後は、「350万文字に埋もれた“キラリと光る一言”を見つけることで世界の動きを見ることができるのです。」と、会社四季報を通じて世界と触れるきっかけを提案し、幕を閉じました。

【懇親会の様子、及び参加者の声】
5つのセッション終了後には、参加者と登壇者も交えた懇親会を開催しました。参加者からは「普段、証券会社の扉を開くのは正直怖いですが、今日は知りたいけど知らなかったことを知ることができてよかったです」「ゲストが多く、いろいろな意見を聞けて良かったです。また参加したい」などの感想をいただきました。
[画像10: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-451789-14.jpg ]


【投資情報サービス「FROGGY(フロッギー)」概要】
「FROGGY(フロッギー)」は、「お金や投資のことについて前向きに考えるサポートとなる情報を発信することで、日本をもっと元気にしていきたい」という想いのもと立ち上げたサービスです。身近で興味を持ちやすいテーマでお金や投資に関する情報を紐解くことで、初心者から上級者まで多くの方に読んでいただきやすい情報コンテンツを提供しています。なお同サイト内のコンテンツは、サイト上で公開するとともに、ご登録いただいたお客様へのメールマガジン配信や、Facebook上での発信も行っています。
[画像11: https://prtimes.jp/i/24404/3/resize/d24404-3-857410-12.jpg ]


・URL : https://www.froggy.money/
・運営会社 : SMBC日興証券株式会社
・協力会社 : 株式会社コルク、株式会社SIX、株式会社ピースオブケイク(五十音順)
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