ザイリンクス、IBC 2012 に出展
[12/08/31]
提供元:PRTIMES
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ザイリンクス、IBC 2012 に出展
All Programmable 製品がブロードキャスト分野のイノベーションと差別化を実現
ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX)は 8 月 30 日 (米国時間)、システム統合性を向上させ、ブロードキャストシステムの新機能の開発時間を短縮するプログラマブル ソリューション群の展示を 9月 6 日からアムステルダムで開催される IBC 2012 で行うと発表した。
展示会名:
IBC 2012
場所:
アムステルダム(オランダ)、RAI Exhibition and Congress Centre
スタンド #10.B25、ホール 10
期日 :
カンファレンス : 2012 年 9 月 6 日 〜 11 日
展示会 : 2012 年 9 月 7 日 〜 11 日
さらなる高画質のビデオを求める消費者が増大する中、放送機器分野のエンジニアは、コスト効率の高い高性能のビデオやオーディオ、ネットワーク システムを提供するという課題に直面している。ブロードキャストの世界ではトレンドが常に変化しているだけに、エンジニアにとってもより柔軟なソリューションをシステムに採用しておく必要性が高まっている。ザイリンクスではこうしたニーズに応えるため、デザインからプロダクションに至るまで柔軟な適応が可能な All Programmable なデバイスとソフトウェアにスポットを当て、放送機器業界で常に進化を続けるコンテンツ配信・表示の各種規格に対応できるようにしていく。
ザイリンクスのブースでは、ザイリンクスの FPGA を使うことでいかに設計者の生産性が上がるかを体感することができる。ザイリンクスの FPGA とZynqTM-7000 All Programable SoC には高帯域幅のコネクティビティとプロセッシング能力のほか、プログラマブルな機能が備わっているため、エンジニアは カメラ、スイッチャ、マルチビューア、ディスプレイなどの放送機器の開発で、製品の差別化、市場投入時間の短縮、統合性とパフォーマンスにすぐれた各種システムの設計に集中することができる。ザイリンクスでは放送機器
分野のアライアンス プログラム メンバー各社と協力して、以下のようなデモを行う予定である。
・Zynq-7000 All Programable SoC デモ: OmniTek 製の 2D グラフィックコア上でQt Linux と KC705上で生成されたウェブページを表示するブラウザで、マルチビューアを制御するデモを展示。
・Kintex(TM)-7 FPGA リアルタイム ビデオ エンジン : ザイリンクス アライアンス プログラムのメンバーであるOmniTek 製のプラットフォーム。最適化されたパイプライニング テクノロジーを使った新しいマルチビューア リファレンス デザインをインプリメントしており、オンボードのモニタリング/オペレーティング システムの制御によって最大 8 本のビデオ ストリームをひとつの出力スクリーン上に表示できる。
・Spartan(R)-6 FPGA リアルタイム ビデオ エンジン : 入力ビデオ ストリームに対するアップスケール、ダウンスケール、クロス コンバージョンを行うリファレンス デザインで、各種のビデオ規格間の変換を可能にする。
・SMPTE 2022-5/-6 LogiCORE(TM) IP : 非圧縮ビデオのトランスポートに低コストの Ethernet ネットワークを利用できるようにする IP コア群。Virtex(R)-6 と新たに Kintex-7 の両 FPGA を使ったコアで、1 本の 10Gbs ファイバ接続で同時に最大 3 本の 3G-SDI または 6 本のHD-SDIビデオストリームを送信できる。
・Spartan-6 FPGA デジタル TV モジュレーション : ザイリンクス アライアンス プログラムのメンバーである Tecnoroll 製のプラットフォーム。DVB、ATSC など地域別のデジタル TV 送信規格向けに、他のザイリンクス アライアンス プログラム メンバー企業によるモジュレーション IP コアを展示。
・Vivado(TM) High-Level Synthesis : C、C++、SystemC で書かれたアルゴリズムを直接FPGAにターゲットすることで デザイン インプリメンテーションの時間を短縮するツール。Vivado High-Level Synthesis ツールによって、新しいアルゴリズムの 消費電力、スループット、パフォーマンスといったデザイン要件への最適化が容易にできることを示す。
・ディスプレイ ターゲット デザイン プラットフォーム (TDP) : ザイリンクスの Kintex-7 デバイスと プレミア ザイリンクス アライアンス プログラムのメンバーである 東京エレクトロンデバイス (TED) のディスプレイ リファレンス デザインを使ったターゲット デザイン プラットフォームによって、プロ向けスタジオ モニタ、一般向け高級ディスプレイ、先端ディスプレイ製品のメーカーは、解像度 1080p のストリーム 4 本を 4K マルチビューアにシームレスに表示したり 1080p のストリーム 1 本をフル 4K の解像度にアップスケールすることができる。
■IBCについて
IBC は、放送メディアおよびエンターテイメントの制作・管理・配信に携わる専門家を対象とした世界トップクラスの展示会である。このイベントは豊富な展示とトレンドを左右するカンファレンスの内容によって、放送、モバイル TV、 IP TV、デジタル サイネージ、R&D 分野の最新の開発状況を網羅しており、業界の現状と未来を把握する上で不可欠のイベントとなっている。
■ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA および SoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。業界をリードするこれらデバイスを次世代設計環境および IP と共に提供することで、プログラマブル ロジックからプログラマブル システム インテグレーションまで、幅広いユーザー ニーズに応える。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。
※ ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。