新しい学び“探究”の全国大会、第1回「自由すぎる研究グランプリ」大賞作品が決定!
[22/09/01]
提供元:PRTIMES
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アイドル、民話、音楽、漁業、建築……。全国の高校生による驚きの自由研究が集結!
株式会社トモノカイ(代表取締役:徳岡 臣紀、東京都渋谷区)は、2022年4月から5月にかけて全国の高校生から自由研究(探究の成果物)の応募を受け付け、8月に大賞を決定するイベント「自由すぎる研究グランプリ」を開催いたしました。
【公式Webサイト】https://tankyu-japan.com/ISGP2022/
本大会は、1次審査では大学生のべ1,000人、2次・最終審査では様々な業界の企業全8社の社員様それぞれ1名ずつに審査員をご依頼し、厳正な審査を行ってまいりました。
※詳しくは、以下の開催発表時のプレスリリースをご覧ください。こちらに記載の企業様に加え、株式会社JTB様にも審査して頂きました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000005633.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/5633/14/resize/d5633-14-f627941b9064ad0ec3d0-0.png ]
予定していた賞は以下の3つです。
エンターテインメント大賞:とにかく面白い研究に贈られる賞
イノベーション大賞:未来の世の中を良い方向に変える役に立ちそうな研究に贈られる賞
サプライズ大賞:とにかくぶっ飛んだ研究に贈られる賞
最終結果は以下となりました。
■エンターテインメント大賞
『心地よい「音楽」を「数学」で奏でる』
大妻多摩高等学校 2年 小笠原優海さん
[画像2: https://prtimes.jp/i/5633/14/resize/d5633-14-6002f56cec2b181d63a6-1.jpg ]
【研究内容(資料とプレゼンテーション動画)】
https://tankyu-japan.com/ISGP2022/award/074/
【審査員講評より抜粋したコメント】
社会実装(アプリ)まで想定するところはまさに次世代に向けたイノベーション。新規事業創出につながると思う。
心地よい和音についてや既存曲での使用の割合など、しっかり検証を行った上で、3つの音を入力するだけで心地よい和音を明らかにするソフトを開発するに至ったことは評価に値する。
好きなものの研究をするというだけでも楽しいのに、好きなものふたつを組み合わせた研究、というのはとても良い。
今後は企業や大学等を交えて研究を重ねてほしい。
■イノベーション大賞
『バッタは養殖業を救うのか?』
長崎県立長崎東高等学校 3年 黒岩夕綺さん(チーム代表)
[画像3: https://prtimes.jp/i/5633/14/resize/d5633-14-2c110e8cb85ea23cd7e9-2.jpg ]
【研究内容(資料とプレゼンテーション動画)】
https://tankyu-japan.com/ISGP2022/award/176/
【審査員講評より抜粋したコメント】
テーマ選定、研究のプロセスにおいて斬新かつ未来を担う内容で脱帽した。昆虫食の前に、今回の餌の昆虫食が先にくると思われる。
本来であれば国のレベルで取り組むべきと思われるような研究テーマに対して、先行事例が少ないという環境の中で敢えてトライしたことはとてもチャレンジングで社会的意義のある研究だと感じる。
もともと天然の魚は虫を食べてるのに、養殖の餌にすると消費者はイメージを気にしてしまうというあたりに触れているのもおもしろい。
ぜひ研究を前進させてほしい。
■サプライズ大賞
今回は該当なしとなりました。
■奨励賞
『リーダーシップ論から見るジャニーズエンターテインメント』
晃華学園高等学校 2年 中槙結音さん
『ごんぎつね裁判』
宮崎県立宮崎東高等学校定時制課程夜間部 3年 長友光さん
『正十二角柱と十字柱ってどっちが強いの?』
群馬県立前橋女子高等学校 3年 押本和佳子さん
『“夜に駆ける”からみる音楽が人に与える心理的影響の考察』
三田国際学園高等学校 2年 河原由哩さん
※各作品の資料とプレゼンテーション動画は、以下の大会公式HPにてご覧いただけます。
https://tankyu-japan.com/ISGP2022/
【運営事務局からの総評】
自由すぎる研究グランプリの記念すべき第1回にご応募下さった学生の皆様、大変お疲れさまでした。そして、積極的なご応募誠にありがとうございました。事務局一同、想像を超えるレベルの高さに、笑ったり驚いたり感動したりしながら、全ての作品を大変興味深く読ませて頂きました。
今回、全8社の企業審査員からの評価が高かった研究にはいくつかの共通点がありました。
まず、自分の「好き」をテーマにしている研究からはやはり並々ならぬ熱意が感じ取られ、必然的にそのような研究は内容も深くなっており、高く評価されました。
また、今回の研究の結論を元に、今後の展望や社会への活かし方のアイデアなどを提示し、未来の社会に役立てようとしている研究は高く評価されました。
事務局から、次回大会へ向けて期待することが2点あります。
1つ目は、今回用意されていた大賞のうち、「サプライズ大賞」のみ該当作品がなかったことに対する次回への期待です。課題設定や結果であっと驚かせる研究はまだ少なかったと思います。この大会は「自由すぎる研究グランプリ」ですので、何を研究しても構いません。ぜひ、本当に自由すぎるぶっとんだ課題にもチャレンジしてみて頂きたいです。
2つ目は、探究のサイクルを回し続けることをより意識した研究への期待です。1つの課題に対する結果が出たら、それを元に新しい課題を発見することを何度も繰り返すように考えていくと、より未来の発展につながる研究が増えていくと思います。
改めまして、このたびはご応募ありがとうございました。これからも楽しんで探究活動を行って頂けると嬉しいです。次回大会へのご応募もお待ちしております!
【運営事務局より次回に向けたご報告】
私共がこの場を企画した背景としまして、
多くの生徒に自分なりの「変容」を探究活動を通じて実感して欲しい。
また、答えが一つではない活動ですので、
様々な目線で様々な人が、様々な生徒の後押しをしてあげるような場を創っていきたい。
さらには、できるだけ、大人の一方的な評価だけではなく、より身近な大学生などの評価を尊重することで、親しみやすい場を創っていきたい。
という想いがございました。
それは、今も、これからも変えるつもりはないのですが、今回第一回の開催をさせていただいた中で、自由な発想は大切にしながらも、生徒の皆様の大切な探究の成果をお預かりする立場として、大学生だけの一次審査ではなく、探究活動としての取組がきちんとなされているか?などの視点については、一定の配慮をしていく必要を感じました。
今回、様々な方からご意見などをいただきましたが、真摯に向き合いながらさらに良い大会運営を目指すと共に、どうすれば、この大会を「一等賞を決める直線的なコンテスト」ではなく、「多様な目線での賞賛が並列しうるもの」にできるのか?について、私共も探究し続けたいと考えています。
運営責任者 木曽原 和之
◇ ◇ ◇
株式会社トモノカイでは、探究学習をさらに盛り上げていくために、本大会の第2回開催を予定いたしております。学生も教員も今まで以上に楽しみながら取り組み、未来を創造できる人が生まれやすい環境を整えることを目指してまいります。
【お問い合わせ】
株式会社トモノカイ 未来教育創造室内 「自由すぎる研究グランプリ」事務局
tankyu_info@tomonokai.net
株式会社トモノカイ(代表取締役:徳岡 臣紀、東京都渋谷区)は、2022年4月から5月にかけて全国の高校生から自由研究(探究の成果物)の応募を受け付け、8月に大賞を決定するイベント「自由すぎる研究グランプリ」を開催いたしました。
【公式Webサイト】https://tankyu-japan.com/ISGP2022/
本大会は、1次審査では大学生のべ1,000人、2次・最終審査では様々な業界の企業全8社の社員様それぞれ1名ずつに審査員をご依頼し、厳正な審査を行ってまいりました。
※詳しくは、以下の開催発表時のプレスリリースをご覧ください。こちらに記載の企業様に加え、株式会社JTB様にも審査して頂きました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000005633.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/5633/14/resize/d5633-14-f627941b9064ad0ec3d0-0.png ]
予定していた賞は以下の3つです。
エンターテインメント大賞:とにかく面白い研究に贈られる賞
イノベーション大賞:未来の世の中を良い方向に変える役に立ちそうな研究に贈られる賞
サプライズ大賞:とにかくぶっ飛んだ研究に贈られる賞
最終結果は以下となりました。
■エンターテインメント大賞
『心地よい「音楽」を「数学」で奏でる』
大妻多摩高等学校 2年 小笠原優海さん
[画像2: https://prtimes.jp/i/5633/14/resize/d5633-14-6002f56cec2b181d63a6-1.jpg ]
【研究内容(資料とプレゼンテーション動画)】
https://tankyu-japan.com/ISGP2022/award/074/
【審査員講評より抜粋したコメント】
社会実装(アプリ)まで想定するところはまさに次世代に向けたイノベーション。新規事業創出につながると思う。
心地よい和音についてや既存曲での使用の割合など、しっかり検証を行った上で、3つの音を入力するだけで心地よい和音を明らかにするソフトを開発するに至ったことは評価に値する。
好きなものの研究をするというだけでも楽しいのに、好きなものふたつを組み合わせた研究、というのはとても良い。
今後は企業や大学等を交えて研究を重ねてほしい。
■イノベーション大賞
『バッタは養殖業を救うのか?』
長崎県立長崎東高等学校 3年 黒岩夕綺さん(チーム代表)
[画像3: https://prtimes.jp/i/5633/14/resize/d5633-14-2c110e8cb85ea23cd7e9-2.jpg ]
【研究内容(資料とプレゼンテーション動画)】
https://tankyu-japan.com/ISGP2022/award/176/
【審査員講評より抜粋したコメント】
テーマ選定、研究のプロセスにおいて斬新かつ未来を担う内容で脱帽した。昆虫食の前に、今回の餌の昆虫食が先にくると思われる。
本来であれば国のレベルで取り組むべきと思われるような研究テーマに対して、先行事例が少ないという環境の中で敢えてトライしたことはとてもチャレンジングで社会的意義のある研究だと感じる。
もともと天然の魚は虫を食べてるのに、養殖の餌にすると消費者はイメージを気にしてしまうというあたりに触れているのもおもしろい。
ぜひ研究を前進させてほしい。
■サプライズ大賞
今回は該当なしとなりました。
■奨励賞
『リーダーシップ論から見るジャニーズエンターテインメント』
晃華学園高等学校 2年 中槙結音さん
『ごんぎつね裁判』
宮崎県立宮崎東高等学校定時制課程夜間部 3年 長友光さん
『正十二角柱と十字柱ってどっちが強いの?』
群馬県立前橋女子高等学校 3年 押本和佳子さん
『“夜に駆ける”からみる音楽が人に与える心理的影響の考察』
三田国際学園高等学校 2年 河原由哩さん
※各作品の資料とプレゼンテーション動画は、以下の大会公式HPにてご覧いただけます。
https://tankyu-japan.com/ISGP2022/
【運営事務局からの総評】
自由すぎる研究グランプリの記念すべき第1回にご応募下さった学生の皆様、大変お疲れさまでした。そして、積極的なご応募誠にありがとうございました。事務局一同、想像を超えるレベルの高さに、笑ったり驚いたり感動したりしながら、全ての作品を大変興味深く読ませて頂きました。
今回、全8社の企業審査員からの評価が高かった研究にはいくつかの共通点がありました。
まず、自分の「好き」をテーマにしている研究からはやはり並々ならぬ熱意が感じ取られ、必然的にそのような研究は内容も深くなっており、高く評価されました。
また、今回の研究の結論を元に、今後の展望や社会への活かし方のアイデアなどを提示し、未来の社会に役立てようとしている研究は高く評価されました。
事務局から、次回大会へ向けて期待することが2点あります。
1つ目は、今回用意されていた大賞のうち、「サプライズ大賞」のみ該当作品がなかったことに対する次回への期待です。課題設定や結果であっと驚かせる研究はまだ少なかったと思います。この大会は「自由すぎる研究グランプリ」ですので、何を研究しても構いません。ぜひ、本当に自由すぎるぶっとんだ課題にもチャレンジしてみて頂きたいです。
2つ目は、探究のサイクルを回し続けることをより意識した研究への期待です。1つの課題に対する結果が出たら、それを元に新しい課題を発見することを何度も繰り返すように考えていくと、より未来の発展につながる研究が増えていくと思います。
改めまして、このたびはご応募ありがとうございました。これからも楽しんで探究活動を行って頂けると嬉しいです。次回大会へのご応募もお待ちしております!
【運営事務局より次回に向けたご報告】
私共がこの場を企画した背景としまして、
多くの生徒に自分なりの「変容」を探究活動を通じて実感して欲しい。
また、答えが一つではない活動ですので、
様々な目線で様々な人が、様々な生徒の後押しをしてあげるような場を創っていきたい。
さらには、できるだけ、大人の一方的な評価だけではなく、より身近な大学生などの評価を尊重することで、親しみやすい場を創っていきたい。
という想いがございました。
それは、今も、これからも変えるつもりはないのですが、今回第一回の開催をさせていただいた中で、自由な発想は大切にしながらも、生徒の皆様の大切な探究の成果をお預かりする立場として、大学生だけの一次審査ではなく、探究活動としての取組がきちんとなされているか?などの視点については、一定の配慮をしていく必要を感じました。
今回、様々な方からご意見などをいただきましたが、真摯に向き合いながらさらに良い大会運営を目指すと共に、どうすれば、この大会を「一等賞を決める直線的なコンテスト」ではなく、「多様な目線での賞賛が並列しうるもの」にできるのか?について、私共も探究し続けたいと考えています。
運営責任者 木曽原 和之
◇ ◇ ◇
株式会社トモノカイでは、探究学習をさらに盛り上げていくために、本大会の第2回開催を予定いたしております。学生も教員も今まで以上に楽しみながら取り組み、未来を創造できる人が生まれやすい環境を整えることを目指してまいります。
【お問い合わせ】
株式会社トモノカイ 未来教育創造室内 「自由すぎる研究グランプリ」事務局
tankyu_info@tomonokai.net