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「コカ・コーラ 復興支援基金」 公立小中学校へのエコ支援事業 (後援:文部科学省) 震災被災地の助成対象校で初めての太陽光発電が完成




 「コカ・コーラ復興支援基金」は、2012年4月24日(火)、太陽光発電の設置費用の助成を決定した、宮城県白石市立白石第一小学校において、太陽光発電の竣工セレモニーを実施。同校は、震災被災地の助成対象校で初めて、太陽光発電設備が完成しました。

 「コカ・コーラ 復興支援基金」では、東日本大震災で被災した岩手県、宮城県、福島県の公立小中学校への復興支援と、次世代を担う子供たちへクリーンエネルギーを通じた環境教育の実施を促進するため、文部科学省の後援を受け、太陽光発電設置費用の助成を決定。平成23年9月1日から平成26年3月31日にわたり、3期に分けて総計50校の助成を予定しており、第1期募集期間を平成23年9月1日(木)から9月30日(金)とし、募集を実施いたしました。

 助成対象校はそれぞれ提出された事業計画書並びに学校環境教育企画書の内容を審査され、「コカ・コーラ 復興支援基金」の選考委員会により、岩手県(4校)、宮城県(2校)、福島県(5校)より、合計11校への助成が決定いたしました。

 白石市立白石第一小学校への助成では、3,000万円(税込)を上限に、防災対応機能を備えた太陽光発電(上限20kW)、および蓄電池(上限16kWh相当)の設置に関する費用の全額を、「コカ・コーラ 復興支援基金」が負担します。

 竣工セレモニー当日は、式典に先立ち、太陽光発電のモニターを前にテープカットが行われました。テープカットには、風間康静白石市長、竹田友一白石第一小学校長、仙台コカ・コーラボトリング株式会社・鈴木恭代表取締役社長らと白石第一小学校の児童を代表して6年生が参加しました。またテープカットに続き、太陽光発電のモニター点灯式が実施され、点灯式には6年生全員(約70名)が参加。男女各1名の代表生徒が太陽光発電のモニターを点灯しました。
 竣工セレモニーには全校生徒が参加。風間康静白石市長の挨拶に続き、仙台コカ・コーラボトリング株式会社より、鈴木恭代表取締役社長が、「コカ・コーラ 復興支援基金」による復興支援の取り組みと、白石第一小学校への太陽光発電設置の助成について話しました。また、竹田友一白石第一小学校長は、児童に、太陽光パネル及び、蓄電池の設置により、環境問題を学んで頂き、エネルギーについて考えてくださいと話しました。

 「コカ・コーラ 復興支援基金」の公立小中学校へのエコ支援事業は、2012年の9月より第2期を実施、岩手県、宮城県、福島県の公立小中学校より、太陽光発電の設置助成の対象校を募集する予定です。

 「コカ・コーラ 復興支援基金」では、被災地の公立小中学校への太陽光発電および蓄電池の設置支援に続き、被災した子供たちの生活復興に必要とされる教育施設をはじめとした公共施設の建設など、東日本大震災によって被害を受けた被災地の復興支援に努めて参ります。

■ 白石市・白石第一小学校関係者コメント

・宮城県白石市教育委員会 教育長 武田政春 氏

太陽光発電システム設置に当たり、多大な助成をいただきましたこと、大変感謝申し上げております。大事に使わせていただきます。
設置しましたシステムについては、当校のみならず、市内各学校の児童、生徒を招き、クリーンエネルギーの大切さを学ぶ場として活用して参ります。
また、今回のシステムは、高性能の蓄電システムを備えていることから、避難施設として大きくレベルアップが図られ、今後施設の整備を進める上で、モデルケースになると考えております。
当市では、他の学校施設にも設置を拡大していきたいと考えており、大きな弾みがついたと考えております。

・宮城県白石市立白石第一小学校 校長 竹田友一 氏

この度の支援事業に対しまして、心より深く感謝申し上げます。
コカ・コーラ教育・環境財団の「心豊かでたくましい人づくり」という理念を踏まえ、今回設置していただきました太陽光発電を用いて、本校の環境教育のより一層の充実に向け取組を進めて参ります。
具体的には、各教科・総合的な学習の時間において、「太陽の力を発見」をテーマに、太陽光発電が環境問題にどのように役立つのかを学習するとともに、学習したことを生かし、自ら日常の生活に目を向けることができる児童を育てていきます。
さらには、太陽光発電を含め、新エネルギーについての興味・関心を深め、未来への夢と希望をもつことができるようにしていければと考えています。


【参考資料】
■ 「コカ・コーラ 復興支援基金」 公立小中学校へのエコ支援事業(第1期) 助成対象校

1   岩手県  下閉伊郡田野畑村  田野畑村立田野畑小学校
2   岩手県  下閉伊郡田野畑村  田野畑村立田野畑中学校
3   岩手県  九戸郡野田村    野田村立野田小学校
4   岩手県  九戸郡野田村    野田村立野田中学校
5   宮城県  東松島市      東松島市立宮戸小学校
6   宮城県  白石市       白石市立白石第一小学校
7   福島県  安達郡大玉村    大玉村立大玉中学校
8   福島県  相馬郡新地町    新地町立福田小学校
9   福島県  相馬郡新地町    新地町立新地小学校
10  福島県  相馬郡新地町    新地町立駒ヶ嶺小学校
11  福島県  相馬郡新地町    新地町立尚英中学校


■ コカ・コーラ 復興支援基金について

「コカ・コーラ 復興支援基金」は、東日本大震災によって甚大な被害を受けられた被災地の復興支援のための資金拠出を目的として、公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団内に、2011年3月24日、ザ コカ・コーラ カンパニーにより設立されました。本基金は、公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団の活動理念に基づき、被災した子供たちの生活復興に必要とされる教育施設をはじめとした、公共施設の建設などに役立てていく予定です。本基金の具体的な活用方法につきましては、被災各地の適切な関係機関と密接に連携の上決定し、ウェブサイトなどを通じてご報告いたします。また、本基金は、日本コカ・コーラと12のボトラー社による物資提供(500mlPETボトル換算で700万本以上)と義援金を通じた支援努力をさらに強化するものとして設立され、震災に対するコカ・コーラ社による支援総額は25億円以上となります(2011年8月29日時点)。

「コカ・コーラ 復興支援基金」に関する詳細は、下記ウェブサイト
http://www.cocacola.co.jp/info/donation/index.html)をご参照ください。


■ 日本のコカ・コーラシステムについて

日本のコカ・コーラシステムは、原液の供給・製造・販売と製品の企画開発や広告などマーケティングを担う日本コカ・コーラと、全国各地域で製品の製造・販売を行うボトラー12社、および、その関連会社などで構成されています。コカ・コーラシステムでは、環境負荷削減と事業の成長の両立を目指して事業活動におけるエネルギー削減に取り組んでおり、太陽光発電を利用した「ecoる/ソーラー」自動販売機の導入や、バイオディーゼル燃料を利用した物流・輸送車両の導入など、事業活動において再生可能なエネルギーの導入に取り組んでいます。


■ 公益財団法人コカ・コーラ 教育・環境財団について

公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団は、2007年6月に37年継続していた日本コカ・コーラボトラーズ育英会と14年継続していたコカ・コーラ環境教育財団の事業を継承し、一元的に運営、推進できる母体として設立されました。心豊かでたくましい人づくり(Healthy Active Life)を理念とし、環境教育、教育支援、スポーツ教育を柱とした貢献事業を企画、提供することにより、国際社会が求める青少年の育成と、彼らを取り巻く地域社会を支える人材の育成を通じ、豊かな国際社会の形成及び国際親善に寄与することを目的に多様な事業を展開しています。

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